インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

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朝、目覚めたら、キッチンで湯をわかす。マグカップに、はちみつ、スーパーフードな無敵のパウダー(ターメリック、モリンガ、スピルリナ、青麦、アムラなどのブレンド)をいれる。

その日の気分に応じて、生姜の摺り下ろし、庭で摘んだばかりのトゥルシ、庭で取れた胡椒粒、シナモンスティックなどを加える。湯を注いで飲む。

それから庭で軽くストレッチをし、短い石畳を往復しながら、2000〜3000歩、歩く。

いつもは雑念想念脳裏に渦巻かせて歩く。この頃は、たまにクラブハウスを聴きながら、歩く。今度は、自分が、心に過ぎるさまざまを語りながら歩くのもいいかもしれないとも思う。

以前は日々、にんじんやザクロ、スイートライム(ムサンビ)などの新鮮なコールドプレスジュースを毎日作っていたが、最近では、自分で咀嚼するのが一番だと悟り、ジュースは控えてフルーツにしている。

ほどよく熟した甘いパイナップル、ザクロ、スイートライム、そして今日は、ご近所ネットワークで教えてもらったイチゴ農家から購入したイチゴ。

インドのイチゴは日本のそれに比べると甘みが少ないので、普段は軽く天然の砂糖をまぶしたり、それを軽く煮詰めたりして、ヨーグルトにかけたり、焼き菓子のトッピングに使う。

今日はパイナップルの甘味と調和するだろうと、そのまま載せる。

そして庭のミントの葉を摘んでデコレーション。かわいい。

今朝のニュースを読みながら、そのフルーツボウルを、なんとはなしに、食べていた。

……と、ミントを齧った瞬間に、はっと我に返った。

庭の土の匂い、そして庭の情景が、瞬時、脳裏に広がったのだ。

びっくりした。

今、目の前から見える庭とは異なる角度からの、「ミント視線」の庭!

今まで経験したことのない感覚で、驚いた。植物にも、土の記憶が刻まれるのか。無論、すべてはわたしの脳内での夢想には違いないのだが……。

ともあれ、土に近く、生命力に溢れた植物を「いただく」ことが、どれほど人間の身体にとって大切かということを改めて感じた瞬間だった。

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