インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

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久しぶりに、ショートブレッドを焼こうとしたら、キッチンスケールが壊れていた。

ミューズ・クリエイションを設立した2012年に購入して以来。

毎週のように、無数のお菓子を焼いてきた。もう十分、働いてくれたものだと思う。

適当に「勘」で作った。形も適当。それでも、淹れたてのコーヒーと共においしい。

このモザイクのトレイは、ムンバイ在住時、慈善団体のバザールで買ったもの。

身体に障害を持つ人たちの作品だ。とても丈夫で、気に入っている。きっと「一生もの」だろう。

☕️

今日からまたしばらくは、引きこもるばかりの日々が続く。

長い人類の歴史を思えば、この数年の不都合は一瞬だろう。

「世界史に影響を与えた感染症」の項目の最下段に、

「COVID-19/新型コロナウイルス」の一行が加わるだけだろう。

武器のない、敵が見えない、戦争。あたかも、「第三次世界大戦」のように。

しかし、渦中にいる人々にとっては、永遠とも思える24/7。解放されない苦難の連続。

日々、医療現場という名の「戦地」にて、心身を削りながら働く人がいる。

昨日まで笑っていたのに、突然、死を目前にする人がいる。

自分の暮らしすら覚束ないなか、困窮する人々に衣食を届ける人がいる。

財宝の、名誉の、なんたるか。ましてや虚栄心など。

☕️

だからもうせめて、今の自分ができることを考えよう。行動しよう。

暴力的な雑音に、心をかき乱されるくらいなら、目を閉じよう。音楽を聴こう。猫らと遊ぼう。

毒を吐くまい。天に唾すれば我が身に返る。

人に何かを望む前に。どんなに小さなことでもいいから。自分にできることを探したい。

🐎

「永遠なるものとはなにか、それは人間の記憶である」

「財宝がなんであろう。金銭がなんであるか。この世にあるものはすべて過ぎ行く。この世はすべて空(くう)だ」

By オゴタイ・ハーン(チンギス・ハーンの息子)

◉モンゴル旅日記(1992年9月)
➡︎museny.com/tabimuse/mongol/mongol.htm

1992年9月、当時東京で働いていたわたしは、10日間の休暇を取り、モンゴルを目指した。その時の出会いや経験は非常に濃密で忘れがたいものばかりだった。旅の途中につけていた日記をもとに、その年の冬のボーナスで自費出版したのが「モンゴル旅日記」だ。刷った500部は、友人、知人に配った。手元に残った本を頼りに、20年前、ホームページに転載した。未熟な表現が散見されるが、ほぼ、そのままの形で残している。

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