インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

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✈︎バンガロール(ベンガルール)は一般にIT産業が盛んな都市として知られているが、インドにおける航空宇宙産業の中心地でもある。

英国統治時代からの名残で、軍需産業に関わる複数の企業が当地に本社を据えている。また、1972年に宇宙省のもと、インド宇宙研究機関(ISRO)が設立され、宇宙産業の拠点としても知られる。インドの宇宙産業については、これまで折に触れて記してきたし、改めて綴りたいことがたくさんあるのだが、今日のところは割愛。

バンガロールでは2年に一度、2月にアジア最大規模の航空ショー「AERO INDIA」が開催される。これはインドの防衛省が主催する国際的な航空防衛見本市で、インドだけでなく、世界の航空宇宙産業が出展する一大イヴェントだ。

かつては、航空ショーが開催されるたび、タタ財閥の元CEO、ラタン・タタが、自ら操艦を握って空を飛ぶということで、話題を集めたものである。掲載している新聞記事は、2011年、ブログに掲載したもの。当時73歳だった彼は、副操縦士として、45分ほど、空を舞ったと記録している。

日本であれば、周辺の重役が、「会長、そんな危険な! おやめください!!」とでも言いそうなところだが、そうでないところがインド。……なのか?

さて、我々の新居は、会場となるヤラハンカの空軍基地にほど近い。普段から、折に触れて軍用ヘリコプターの飛来する音などが聞こえるが、正直、それはさほど、気にならない。

しかし! 来週の航空ショーに向けて、昨日からリハーサルが開始され、ちょくちょく戦闘機が飛んでいるのだが、これがもう、すごい。「大気をつんざく」という言葉がぴったり。トップガン感、満点!

外に出ると、心臓がバクバクするような轟音なのだ。そもそも大音量が苦手なわたしには、かなりタフな状況だが、見ている分にはエキサイティングだ。

普段より、トンビらの姿も多く見られて(競争心?)、ぱっと見、どこに飛行機が飛んでいるのかわからない。なにしろ、遠く彼方を飛んでいても、ものすごい音なのだ。

なお、このエアロ・ショーの開催に伴い、ベンガルール国際空港のフライトは制限される。早朝と夜しか飛行機が飛ばない。

平日は、基本、街中の旧居にいるのだが、今週は諸事情あって、うるさい新居で過ごしている。全く落ち着いて仕事ができないが、2年に一度のこと。楽しもうと思う。

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