インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

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寺院から戻り、軽くシャワーを浴びて、ホテルでランチをすませたら、睡魔が襲って来た。

ベッドに横たわれば、たちまちに眠りの世界。目覚めてもなお、起き上がるのが億劫で、ただゴロゴロとベッドに横たわっていた。

窓の向こうに、日の陰りを見て、起き上がる。外を歩きたい。

リゾートの敷地内を一周したあと、裏口から外に出る。この通路は、14㎞歩いた朝に教わった。

小道を抜けたら、アルナーチャラ山を見晴るかす広場に出た。小さな貯水池では、サドゥが身体を洗っている。その周囲を、何羽もの孔雀が行き交う。

そこは、孔雀たちの広場だった。

なんという、美しい場所だろう。

今朝、アルナーチャラ山の背後から、昇る朝日を見た。

そして今、アルナーチャラ山を背に、沈む夕日を見る。

1日の始まりと終わりを、こうして丁寧に過ごせただけでも、心身が覚醒する。

山に向かって手を合わせていたら、洗浄と、祈りをすませたサドゥが、微笑みながらこちらに赴く。

そうして、わたしの傍を通り過ぎながら、孔雀の羽根をくれた。

ありがとう。

太陽が隠れたころ、孔雀も人も、いなくなった。

いい一日だった。

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