インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

SA3

SA1

SA4

SA2

SA6

ティルタ・ウンプル寺院(Pura Tirtha Empul) にて、全身全霊を清められたあと、さらに車で森の奥へと進む。先日、微(ほのか)さんに勧められていたグヌン・カウィ (Gunung kawi)石窟遺跡が、ティルタ・ウンプル寺院にほど近い場所にあるとわかり、訪れることにしたのだった。

迂闊にも、膝下が見える服を着ていたので、またしてもサルーン(サロン)を借りることになる。バリの寺院を訪れる際には、長いスカートやズボンを着用していくことをお勧めする。

一段一段の高さがある石の階段を、ひたすら下って渓谷を目指す。聞けば300段を超えるとか。足腰の弱い人には心構えが必要な、なかなかの運動量だ。

黙々と降りた果てに視界が開け、橋が目に飛び込んできた。左右に横たわる川の向こうに、苔むした岩場と遺跡が並ぶ姿が見える。「先祖を祀る祠」と名付けられた古代の王の祠で、11世紀ごろに一枚岩を彫り抜いて造られたという。

小さな滝の流れ落ちる場所へ行き、水飛沫を受ける。更に更に、清められる。

願わくば、この日の清浄が、久しく保たれんことを!

SA8

SA7

SA9

SA10

SA5

Posted in ,

コメントを残す