インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

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2024年11月10日は、インド生活19周年だった。つまり、20年目に突入した。来年は、我が人生の節目祭りだ。そんな最中に韓国旅ができたことは、自分の原点である九州と隣国との関わりを見つめる上で、とても意義深いことだった。

隣国ながらも、未踏の地だった韓国。今回の旅は、我々夫婦が属するニューヨーク発グローバル組織のYPOにおける、我がフォーラムの友人らとの旅だった。フォーラムでは、1年のうちに国内外それぞれ1回ずつの旅の実施が決められている。これまで、香港やマルタ島、アムリトサルやダラムサラ、ポンディシェリにマイソール……と、さまざまな土地を旅してきた。

今回は奇しくも、旅先が韓国に決まったことから、わたしは福岡滞在中にソウルへ飛ぶべく、スケジュールを調整したのだった。つまり、フォーラムでの旅がなければ、わたしは多分、この先も韓国へ行くことはなかったと思う。今年は実に多くの、よき旅に恵まれた。旅もまた、ご縁である。

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ソウルにて滞在したホテルは、紅葉の眺望もすばらしく、居心地のいい場所だった。実家では、簡易ベッドを使っていることもあり、どうにも寝心地がよくない。この5泊、広々としたベッドで眠り、開放的な気分を味わえたのは大いなる気分転換でもあった。

パンデミック明けより、わたしが一時帰国を年2回に増やした背景は、幾度となく記してきた通り、母の高齢化が理由だ。幸い母は、身体は元気だが、認知症の進行は否めない。家の雑事をやるだけなら、わたしもまだ気が楽だが、朝から晩まで、会話が破たんしがちな母と過ごすにあたっては、精神の平穏を保つことが難しい瞬間も多々ある。

自分自身の行く末についても、否応なく、考えさせられる。

自分が歳を重ねれば、親が高齢化するのは当然のこと。友人らもまた、親の健康不安に直面している人たちが多い。そんな中、こうして9人全員がソウルに集い、5泊6日もの旅を共有できたことは、ただそれだけで、ありがたいことであった。

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韓国といえば、昨今、スキンケアやコスメが人気で、友人らの中にはスパを訪れた人もいた。わたしは、街歩きを優先したので、美容関係へのアンテナは閉じていたのだが、釜山の駅で列車を待つ間、ドラッグストアでファンデーションの試供品を塗ったあと、やはり試供品のトナーパッドで拭き取ったあとの肌の潤いがすばらしくて感動した。

正直なところ、わたしはややこしいスキンケアが苦手で、インドでは、たいていローズウォーターをシュッシュッとふりかけて終了している。化粧も軽くパウダーをまぶす程度なので、化粧落としは使わず、ナチュラルな石鹸でざっと洗うだけ。乾燥する時期は、KAMAなどナチュラル系の保湿剤を塗っている。

パックなども面倒で、ほとんどやったことがないのだが、トナーパッドの威力を目の当たりにして、急に韓国コスメが気になった。あれはなんだったのか。

帰りの空港で見つけられたら買おうと思っていたが、同じものは見当たらず、代わりに人気だという「カタツムリのパック」を2箱ほど購入した。1回使ってみたところ、あのトナーパッドほどではないが、そこそこ、いい感じな気はする。

その他、韓国では、いい香りのソリッド・パフュームも購入。空港では香りのよいハーブティーも購入。今回、ソウルのごく片鱗しか見ていないが、「自然のいい香りがするもの」に遭遇する確率が高かったように思う。ハーブティーは、どれもおいしくて気に入った。街の茶苑で買った「日月光白茶」も、台湾の凍頂烏龍茶を彷彿とさせる味わいでおいしい。

形に残るものとしては、釜山では陶芸作家による藍色のマグカップを買った。ソウルで買った小さなキムチ壺も割れないように持ち帰ろう。そして日々、使おうと思う。

✈︎ついに到着! バンガロア。新たしき、日々のはじまり(2005/11/10)

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