
インドと日本の文化交流を目的に、2010年にバンガロールに誕生したLotus and Chrysanthemum Trust(LCT)。外交、ビジネス、文化……と、日本との縁(ゆかり)が深い人たちによって創設された非営利団体だ。
以来、茶道、華道、伝統芸能、食文化……とさまざまなテーマでの催しが開催されてきた。パンデミック以降はオンラインでのトークやセミナーも活発となっている。
わたしは昨年、理事の一員として関わることになり、昨年9月にはオンラインで「からゆきさん」に関するトークを行った。しかしながら、実際にメンバーが揃う場に参加する機会はないままだった。一昨日、多くの理事が一堂に会するランチに、初めて参加した。
創設メンバーである元外交官のパスカル・アラン・ナザレス氏が退会される伴っての集い。最新刊のご著書『HISTORICAL PERSPECTIVES: ILLUMINATING MINDS ON BLUE WATERS』をいただいた。
これは、ナザレス氏が、1995年から2018年にかけて、クルーズ船での航海中に講演した内容を基にしたエッセイ集だという。アジアと欧州の幅広い歴史をテーマに、20の講演が収録されているとのこと。ナポレオンに見る軍事的な勝利と、マハトマ・ガンディの非暴力に見る精神の力との対比など、ナザレス氏の平和主義が根底に流れているという。
船旅をしながらの講演とは、なんとも優雅な教授の場であろう……。まだまだ絶賛内装工事中で、引きこもりの日々が続いている我が身。
ああ旅情!




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