インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

時間の流れ方と記憶の構造の歪みが顕著。これが、歳を重ねるということなのか。

怒涛のように流れる月日。一年中、同じ服装でいられる、季節感の薄いこの高原では殊更に。

歳月の節目が見当たらないまま、今、日本は確か、盛夏か。

カレンダーの「8月」の文字に、はっとする。

こどものころから8月は、大切な月、だった。節目となる出来事が多い月。自分の誕生月でもあり、夫の誕生月でもあり。

街中の旧居と、空港近くの新居との行き来を重ねる日々は、新しいのに懐かしき、車窓からの情景。

経験を重ねるたびに、記憶は蓄積され、それらは順番通りに引き出しに入っているわけではなく。

開けっぱなしの引き出し。

閉ざされたままの引き出し。

このごろは、あちこちの引き出しが、勝手に開いたり、閉じたりで。

ときには勝手に踊り出て、脳裏を駆け巡るなど。瞑想せよ。呼吸せよ。

さて。

大切な年の大切な月なのだ。

一日一日を慈しみながら、ゆこう。

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“The past is history, the future is a mystery, and this moment is a gift. That why this moment is called ‘the present’.” (Deepak Chopra)

過去は歴史。未来は神秘。この瞬間は贈り物。だから人は、今、現在を「プレゼント」と呼ぶ。

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21年前。偶然に出合ったこの言葉は、いつも目に留まる引き出しにしまってある。ときどき取り出して眺める。

今を、たいせつにね。

最後の写真は、米国在住時代のホームページのスクリーンショット。

Instagramが生まれる前から、Instagramのようなものを、残してきた。

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