インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

昨夜、2日目にして、結婚式の一連のファンクションが始まった。ゲストが滞在しているホテルには車が手配され、会場までの道のり、他のゲストと言葉を交わしながら赴く。新郎の友人ら多数が、カナダや米国から招待されていて、初めてのインドを楽しんでいるようだ。

わたしたちの結婚式のときには、夫の大学時代の親友マックスが、米国から来てくれた。当時はまだ古く薄暗かった喧騒のデリー国際空港へ、マックスを迎えに行った深夜のことを今でもありありと思い出す。身長2メートル超の彼を人混みから見つけ出すのは、簡単過ぎた。

昨夜行われたのは、「Haldi & Mehendi」の儀式。Haldiとはターメリック(うこん)のこと。インド料理で多用されるターメリックは、抗酸化や抗炎症の作用があり、さまざまな用途に用いられる。この儀式では、新郎新婦にターメリックのペーストを塗り、浄化や治癒、美化を促し、悪霊を払う。

同時に会場では、参加者の女性たちが、随所で手にメヘンディを施してもらっている。結婚式など祝祭のときに、ヘナ (Henna) と呼ばれる天然の染料で、手足に紋様や絵柄を施すもので、邪悪な力から身を守り、幸運を招くものとされている。わたしも控えめに、描いてもらった。

大音響の音楽が流れる中、ファミリーフレンドと挨拶を交わす。夫の亡母の親しいご友人はテキスタイルの専門家で、話題の共通項も多く、互いに写真を見せあいながら、話が尽きない。

「Arvindは、妻の作るグラブジャムンが大好きで、一度に10個くらい食べてたんだよ」と目を細める老紳士。たちまち少年の表情に戻る夫。

インドとは無縁の国で生まれたわたしが、インド人と結婚したことで、夫の郷愁や懐古を共有することの不思議を、改めて思う。

綴っておきたいことは募れど、ひとまず、写真を残しておく。わたしが着ているのは、昨年、バンガロールで開催されたクラフトフェアVASTRABHARANA で購入したバラナシ・シルクのサリー。テキスタイルに関心のある方は、下部に添付の記録をご覧いただければと思う。

ちなみにこの展示会初日の開会式で、わたしは日本とインドのテキスタイルに関して話をし、着物や帯の展示も行ったのだった。

さて、今夜はSangeet。音楽と踊りで満ち溢れる結婚式の前夜祭だ。もうすでに、日々、音楽と踊りと食に満ち溢れている日々ではあるのだが、よりいっそうの、華やぐ夜が待っている。

最後の写真は、2001年7月、わたしたちの結婚式のメヘンディの様子。子どものころのTanviもまたキュート❣️ わたしの服装は、当時のインドでは露出度が高すぎで、カジュアルすぎでもあった。非常に間違っていた😰

テキストの画像のようです
1人以上、ヘナ、結婚式の画像のようです

【VASTRABHARANA 布の展示会 04】日曜日の午後、久しぶりに夫とデート。目的地はまたしても布の展示会

https://museindia-bxdri.wordpress.com/2024/10/01/vas4/

【VASTRABHARANA 布の展示 02】開会式で、布に見るインドと日本の絆を語る

https://museindia-bxdri.wordpress.com/2024/09/28/vas2/

極楽鳥花の画像のようです
1人以上、ヘナ、結婚式の画像のようです
1人以上、ヘナ、花、結婚式の画像のようです
写真の説明はありません。
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1人以上、結婚式の画像のようです
ダンス、結婚式の画像のようです
写真の説明はありません。
写真の説明はありません。
1人以上、ヘナの画像のようです
1人以上、ヘナの画像のようです
1人以上、ヘナ、結婚式の画像のようです
1人以上、ヘナ、笑っている人の画像のようです
1人以上、ヘナ、笑っている人の画像のようです
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