インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

11月初旬のデリー結婚式から戻って、この1カ月間はバンガロールにて、比較的穏やかな時間を過ごしていた。

本当はこの時期、旧居の壁のペンキ塗り替えとフローリングの工事をする予定だったが、来年に先延ばしすることにした。今年は、壁画プロジェクトにデリー宅のペンキ塗り替えと、結構なペンキにまみれた年だったからな。もう十分だ。

水漏れの名残で塗料が剥がれたり、くすんだりしている様子を、昔は不完全に思えて看過できなかった。しかしこのごろは、その風化に「侘び寂び」を見る😄

経年変化を、「劣化」と見るか、「風情」と見るか。それもまた、心一つ。

草の戸も 住み替はる代ぞ 雛の家 by 松尾芭蕉

ということで、今年は歳月の流れが確認できる環境をして「風情」と捉え、しみじみ見守ることにした。還暦を迎えた途端、自分が少し、大人になった気がする😸

先週末は久しぶりに、若者向けの研修会を開催した。インターン生4名。午後2時から、毎度の如く夜更けまで。(注)わたしが引き留めているわけではない。

坂田マルハン家は、旧居、新居ともに、「時を忘れる竜宮城」なのだが、最近では「量子もつれ」が起こっている気がする。今回は参加者が4名と少なかったこともあり、セミナーを「月光ライブラリ」で行ったのだが、この空間は特に、時空が伸縮する。

意味不明だと思われるかもしれないが、我が家へ来たことがある人ならば、共感してくれるだろう。

時の流れは主観的なもの、自分次第だということを、人生の一周が完了してこのごろは、しみじみと胸に迫る。

過去も現在も未来も、自分の心一つで自由に飛び移ることができ、在りたい自分、住みたい世界は自分が望むことからはじまる……ということを、おぼろげながらも実感している昨今。

人生の二周目、いい感じの滑り出しだ。

本、テキストの画像のようです
鍋料理、フォンデュの画像のようです
写真の説明はありません。
屋内、リビングの画像のようです
屋内の画像のようです
千日紅の画像のようです
たそがれ、雲、地平線、木、自然の画像のようです
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