インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

以下、2021年6月に作成した動画概要欄より抜粋

ミューズ・クリエイション9周年を記念するかのように、新しいユニットの誕生だ。バンガロールにある盲学校「JYOTHI SEVA」出身のPraveenが、先日公開したSAREESの『アヴェ ・マリア』を聴いて、ぜひ美穂と一緒に歌いたいと連絡をくれたのだ。

ミューズ・クリエイションでは、バンガロールにあるいくつもの慈善団体を訪問してきたが、JYOTHI SEVAもその一つ。貧困層出自の視覚障害の子どもたちが、自立して生きるための術を教えてくれる場所だ。

SAREESは、当初ヴァイオリニストのEMIKOさんとわたしとで誕生したが、前回より、やはりミューズ・クリエイションのメンバーでピアノ伴奏を担当してくれていたASAMIさんが参加してくれている。ASAMIさんは、JYOTHI SEVA訪問の際、シスターたちが、子どもたちに音楽を教えてたいとの思いがあることを知り、その後、毎週訪れ、子どもたちのピアノ指導をしていた。

目の見えない彼らにとって、将来、自立するための教育を受け、更には音楽を学べることが、どれほど幸運なことだったか。

当時、すでに社会人になっていたPraveenもASAMIさんからピアノを習っており、ミューズ・クリエイションが関わるいくつかのイヴェントにも参加していた。ここ数年は疎遠になっていたが、昨年、ミューズ・クリエイションのYoutubeチャンネルを立ち上げたのを機に連絡。昨年、JYOTHI SEVA同窓生の女性と結婚したことも知った。

『手をとりあって』を歌おうと提案してくれたのはPraveen。COVID-19で苦しむ人たちに、この曲を届けたいという。

とはいえ、楽譜も参考となるデュエットの音源などもない。下手にジョインして、ピュアな歌を邪魔しないよう、彼から届いた音源を何度も聴きながら、今回は「脇役」でハモるべく、自分で音をアレンジした。この初めての試みもまた、とても楽しかった。

◉JYOTHI SEVA SOCIETY

1918年、ポーランドで、盲目の修道女によって創設されたフランシスコ修道女会の団体が母体の盲学校。バンガロールに同団体は創設されたのは、1991年のこと。当時は1軒家で、盲目の子どもたちのケアをしていた。

2003年に現在の校舎が建てられ、日本でいう幼稚園から中学校までの子どもたちを受け入れ、教育する機関として生まれ変わった。中学を卒業した子どもたちは、郊外にある視覚障害者向けの職業訓練校に進むべく、進路が整えられている。

ここに暮らす子どもたちは、主に歯貧困層の出自であることから、無料で住まいと教育が提供されている。読み書きをはじめ、将来、自立していけるよう、体系的な教育が施されている。また、音楽やダンスなどの情操教育も行われている。過去、ミューズ・クリエイションのメンバーが毎週ピアノを教えに通っていた時期もあった。また、元生徒の一人が、ミューズ・チャリティバザールでピアノ演奏を披露してくれたこともある。音楽の指導も望まれている。(2019年4月)

【JYOTHI SEVA SOCIETY/ MUSE CREATION 関連ブログ】

❤️MIHOが初めてJYOTHI SEVAの活動を知ったOWCのイヴェントのレポート

❤️ミューズ・クリエイションが初めてJYOTHI SEVAを訪問した時の記録

❤️プラヴィーンほか、ピアノ指導を受けている子どもたちを、チャリティーコンサートに招待

❤️バンガロールの合唱団「ロイヤルエコー」のコンサートにプラヴィーンも出演

❤️ミューズ・クリエイションが2度目にJYOTHI SEVAを訪問した時の記録https://musecreationindia.com/2016/07/28/jyot

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