

一年を締めくくる昨日の朝は、約1カ月に一度の「猫餌」作りに精を出す。我が家の4猫に加え、夫が世話をしているアパートメントコミュニティの野良猫3匹を含む7猫分だ。写真は前回調理分も載せている。
最近、肉類やアルコールの消費が少なくなったマルハン夫妻ゆえ、エンゲル係数は下降の一途。翻って、猫餌のための鶏肉、魚、マトンなどは、むしろ高価だ。肉や魚に加え、普段の料理で余った野菜の切れ端(冷凍保存)や、穀物、豆類などを加熱し、撹拌する。かなりの肉体労働だ。猫餌の内容については、以前、猫向けの料理本を購入して勉強したことから、バランスは考えられている。
市販のドライフードと半分半分を与えているが、それでも冷凍庫がいっぱいになるヴォリュームだ。……なぜわざわざ猫餌を作るようになったかといえば、長男ROCKYの心臓病がきっかけだ。彼があるとき、うずくまって息苦しそうにしていた。病院に連れて行ったところ、先天的な心臓疾患だとのことで、薬を処方された。
その際、普段のドライフードは食べなかったのだが、わたしが調理した肉類などはしっかり食べることができた。そのときに思ったのだ。猫とて人間と同じ。新鮮な料理を食べた方が身体によいに違いないと。あれから10年余り。我が家の猫らは大禍なく、元気に過ごしている。

そもそも我々夫婦は、猫を好むわけでも、飼うつもりなかった。しかし11年前に長女のNORA姉さんが我が家を住処と決めて以来、その翌年に長男ROCKY、次男JACKを保護。その3年後の2018年には、目がほぼ見えず、瀕死状態の子猫だった次女のCANDYを保護して4猫となった。
経緯は「マルハン家の4猫」ブログに綴り続けた。最後の更新は2019年で終わっているが、今でも時折、わたしのソーシャル・メディアで猫らを紹介している。
猫の扱いを知らなかったわたしたちだが、NORAの虜(下僕)になるまでに時間はかからなかった。特に子どものいない我々夫婦にとって、無条件の愛を託せる対象が目の前に現れたことは、大きな変化だった。「悪魔同様に猫が苦手」とさえ言っていたドライヴァーのアンソニーでさえ、猫らの魅力に目覚めてしまい、その後、何匹かの猫を保護。現在、アレキサンダー家(アンソニーの苗字。ゴージャス味)も猫不可欠な状態である。
猫らにまつわるエピソードは語るに尽きず。

NORA/長女(推定14歳)
2014年7月、マルハン家に住み着く。当初は庭から出入りして「半野良」状態だった。当時はしばしば、ネズミ、鳩、リス、コウモリといった貢物を携えて帰宅。生傷も絶えず、動物病院へ行く頻度も高かった。マルハン夫妻の猫愛の高まりに伴い、庭に背の高いパーティション(囲い)を設置。数年後に完全なる家猫に。女王気質&グルメ。現在は加齢に伴い、夫の書斎で過ごす時間が最も長い。

ROCKY/長男(推定11歳)
2015年1月、旧居コミュニティのテニスコートの排水口で、細長く寝転んでいたところを保護。乾季だったため雨水が流れ込むことなく、そこが安全な住処となっていた模様。たくましく育ってほしいとROCKYと名付けたが、温厚で平和な性格。とにかくよく食べる。人の分まで食べるので、おデブなROCKY、略して「デブロ」とも呼ばれる。心臓疾患を患っており、生涯投薬が必要だが幸い元気だ。姉弟妹みんなと仲良くできるニュートラルな性格。毎朝、庭に出すと尻尾をピンと立てて、幸せを全身で表現する。見習いたい。

JACK/次男(推定10歳)
2015年12月、旧居コミュニティの地下駐車場で保護。とにかく愛らしかった。小さいころはROCKY兄さんと仲良く、いつも一緒に寝ていた。しかし性格は異なり、神経質で注意深い。食べ物に飛びつくこともない。辛抱強いハンター気質で、獲物(ネズミや鳩、リスなど)を見つけると、超絶集中力を発揮。何十分も微動だにせず、頃合いを見計らって食らいつく。無駄な殺生をするところが悩ましい。しかし人間が与える餌をガツガツ食べたりはしない。いつも冷静。

CANDY/次女(推定7歳)
2018年9月、旧居コミュニティの地下駐車場で弱々しい彼女を発見。どうしたものかと迷っていたら、雨の夜、我が家の玄関先でミャオミャオ鳴いていたため保護して病院へ連れて行く。やせ細り、目が炎症を起こしていたが、投薬でたちまち回復。がつがつと食欲が旺盛すぎるほどに旺盛で、当初は甘く可愛い女子を夢見てCANDYと命名したのに、あっという間に「ジャイ子」と化する。先住猫らの猫間関係を撹拌し、みんなに喧嘩をふっかる暴君に。それまでは3猫が自由に出入りしていた人間のヨガ・ルームを自分の部屋としテリトリーを確保。誰をも入れさせない。
猫好きな方、かつて我がブログのなかで、最も人気があった「猫専用ブログ」もご覧ください。



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