インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

MUSE INDIA / HOMEPAGE

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

  • まだまだ先だと思っていた日が、ついには今日になった。あと2時間足らずで、大人4名、こども7名、計11名の日本チームが、日本航空の成田発ベンガルール(バンガロール)着の直行便で到着する。

    数カ月に亘る準備期間を経て、ついには明日から壁画交流プロジェクトがはじまる。日本チームを迎えるまでの準備期間は、かけがえのない「フェーズ1」であった。そして明日からは濃密な「フェーズ2」。そして日本チームを見送ってのちは、遥かなる「フェーズ3」。

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    2020年3月の成田=ベンガルール直行便就航を前に、わたしは日本航空の機内誌『SKYWARD』のベンガルール特集のコーディネーションと執筆を担った。しかし就航直前にCOVID-19ロックダウン。初のフライトは駐在員家族の臨時帰国便となった。

    あれから5年。ベンガルール国際空港のターミナル2が開港し、バンガロールの玄関は、すばらしい場所に生まれ変わった。この都市の変容が、歳月の流れが、走馬灯のように脳裏を巡る。

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    空港では、日本航空の方が、日本チームを出迎え、入国手続きなどをサポートしてくださる。とても心強い。

    そして、今夜は、ベンガルール(ケンペゴウダ)国際空港のCEOであるHariの計らいで、空港内のTAJ BANGALOREをリーズナブルに提供していただけた。そして明日の朝は、EKYAスクールへ行く前に、ターミナル2のツアーを実施してもらうことになっている。

    諸々、多くの方々のサポートを得て、このプロジェクトは育まれている。2枚目の写真をぜひご覧いただきたい。感謝の気持ちを込めて、ロゴをレイアウトした。

    さて、こどもたちが壁画を描く数日間は、8月10日の完成式典を兼ねた「日本まつり」の準備も続く。忘れ得ぬ1週間になりそうだ。

    🇮🇳🇯🇵『日印こども壁画交流プロジェクト』は、数日前、在インド日本国大使館の事業のひとつである「Japan Month」に登録された。インドの蓮と日本の桜が愛らしい。

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  • 時間の流れ方と記憶の構造の歪みが顕著。これが、歳を重ねるということなのか。

    怒涛のように流れる月日。一年中、同じ服装でいられる、季節感の薄いこの高原では殊更に。

    歳月の節目が見当たらないまま、今、日本は確か、盛夏か。

    カレンダーの「8月」の文字に、はっとする。

    こどものころから8月は、大切な月、だった。節目となる出来事が多い月。自分の誕生月でもあり、夫の誕生月でもあり。

    街中の旧居と、空港近くの新居との行き来を重ねる日々は、新しいのに懐かしき、車窓からの情景。

    経験を重ねるたびに、記憶は蓄積され、それらは順番通りに引き出しに入っているわけではなく。

    開けっぱなしの引き出し。

    閉ざされたままの引き出し。

    このごろは、あちこちの引き出しが、勝手に開いたり、閉じたりで。

    ときには勝手に踊り出て、脳裏を駆け巡るなど。瞑想せよ。呼吸せよ。

    さて。

    大切な年の大切な月なのだ。

    一日一日を慈しみながら、ゆこう。

    ************

    “The past is history, the future is a mystery, and this moment is a gift. That why this moment is called ‘the present’.” (Deepak Chopra)

    過去は歴史。未来は神秘。この瞬間は贈り物。だから人は、今、現在を「プレゼント」と呼ぶ。

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    21年前。偶然に出合ったこの言葉は、いつも目に留まる引き出しにしまってある。ときどき取り出して眺める。

    今を、たいせつにね。

    最後の写真は、米国在住時代のホームページのスクリーンショット。

    Instagramが生まれる前から、Instagramのようなものを、残してきた。

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  • Daruma eyes refer to the blank white eyes of a traditional Japanese Daruma doll. These eyes are intentionally left unpainted when the doll is purchased, and the owner fills them in to represent setting and achieving goals. One eye is filled in when a goal is set, and the other when the goal is achieved, symbolizing perseverance and motivation. 

    『日印こども壁画交流プロジェクト』⑧準備は進み、祈願のダルマに目を入れる。

    土曜日、月曜日と、STUDIO MUSE。実行委員会のメンバーや家族が集まって、ダンスの練習や短冊作りなど。作業をしながら語り合ったり、ピザの出前を取ってみなでシェアして食べるなど、楽しいひととき。

    さてさて。ここから先は、8月3日深夜の日本チーム来訪まで、最終の準備に取り掛かる。今日はこれから、日本チームが滞在するCMR大学内のゲストハウスを最終チェックし、そのあと、EKYAスクールで音響チェックや打ち合わせなど。

    その前に、集いの様子を載せておく。以前、購入していたダルマ。日本のサイトで購入したら、薄っぺらい段ボールに緩衝材もなく、ストンと送られてきた。その甘すぎる梱包に愕然としたが、無傷だったことに驚いた。さすがダルマ。

    ダルマの起源はインド。中国の禅宗の開祖である達磨大師(日本では臨済宗)は、ここ南インド、お隣タミル・ナドゥ州がご出身だ。書くと長くなるが、ともあれ、ダルマに感謝と願いを託して、片目を入れた。

    ダルマさん。よろしくお願いします🙏

    ついでに、サラスワティ→弁財天の写真や資料も載せておく。

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  • 日印こども壁画交流プロジェクト

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  • 『日印こども壁画交流プロジェクト』の日本チーム来訪まで、あと1週間となった。こども7名、大人4名。一行がバンガロールに滞在するのは9日間。到着翌日のベンガルール国際空港ターミナル2(緑とアート、サステナビリティとテクノロジーが調和したすてきな新空港)の見学にはじまり、5日間にわたる壁画制作、そして完成式典を兼ねた「日本まつり」の準備に夢中の日々だ。

    会場となるEKYAスクールByrathi校を訪れるたび、生徒たちがフレンドリーに「こんにちは」と挨拶をしてくれるなど、彼らがプロジェクトを歓迎してくれていることが伝わってくる。先日は、生徒たちが「日本」をテーマに制作した課題が壁に掲示されているのを見た。

    日本の本の読書感想文。日本の食事とインドの食事の比較。神聖なる建築物の対比。ひらがな、カタカナ、そしてここカルナータカ州のローカル言語である「カナラ語」の比較表など……。

    それらがすべて、手書き、手描きで一生懸命、作られているのをみて、強く心を打たれた。AIに人間力を奪われそうなこれからの時代、日頃から「手作業」をも尊び、人間の個性を育む教育が求められると確信しているわたしにとっては殊更に、なんとすばらしい学習機会の提供だろうと感じ入った。

    学校全体が、日本を歓迎し、日本を知ろうとしてくれていることが伝わってきて、とてもうれしく思う。

    今回、壁画を描くインドのこどもたちは、24名が選出されている。事前にこちらからテーマを提示して、50名を超えるこどもたちに絵を描いてもらった。それらを日本に送り、絵画指導をする西森禎子氏に24名を選出してもらった次第。彼らを中心に、しかし選ばれていないこどもたちにも、少し絵を描いてもらう時間を提供する。

    実は、こどもらの絵、それに対する説明を読んで、学ぶこと、知ることが多く、すでに感銘を受けていた。ゆえに、「日本まつり」ではすべての絵と説明文を展示するアートギャラリーも設置する。

    わたしが当初、思い描いていた、「こどもたちが未来、異文化の相互理解を深めるような活動になれば……」との願いが、準備の過程において、すでにもう実現している。

    書きたいことは募るが、ひとまずは写真をシェアするにとどめる。

    ……と思ったが! 今、こどもが描いている The Mirror of Matsuyama って何だ? と調べたら……。松山鏡(まつやまかがみ)という古典落語の演目の一つだという。しかも原話は、古代インドの民間説話を集めた仏典からきているとのこと。なんと!😲 すでにこどもの発表に、新たな日本とインドのつながりを教わっている!

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  • 7月18日金曜日は、我々の結婚記念日であった。2001年7月。インドのことを何一つ知らなかったわたしが、自分の結婚式のためにインドへ初上陸して24年。筆舌に尽くし難い波乱の歳月を経て、24年。

    いろいろあった。

    しかし、過ぎてしまえば、困難辛苦に喜怒哀楽、いずれも呆れるほどに、軽やかに愛おしい思い出。

    きっとこれからも、いろいろある。

    しかし何もかもが、軽やかに愛おしい思い出になるだろう。

    定められた今世の、与えられた道を、この先は少し肩の力を抜いて、惑い少なめに歩きたい。

    すべては過去に流れゆくのだから。

    お互いに贈った花が届いた朝。大好きなひまわり。うれしい。

    土曜の朝は、これらの花を携えて、週末を過ごすべく新居へ。土曜、日曜と、ミューズ・クリエイションの集い。土曜日は、自分たちで、自分たちの結婚記念日を祝す。参加者に、祝してもらう。愉し。

    ありがとう。

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  • FLO Santéでは、多くの女性たちによるファッションやジュエリー、インテリア雑貨などのブランドを目にした。そんな中、アーティストの友人Jayaもまた、ご自身の作品を出展していた。

    これまで幾度となく紹介してきた彼女の絵画。我々の旧居にも新居にも、何枚もの作品が飾られている。

    有名無名を問わず、わたしには、好きなアーティストはたくさんいる。しかし、それらの作品のどれもを、自分の生活空間に飾りたいかと問われれば、微妙。ミュージアムやギャラリー、あるいは本で見るのにはよくても、自分の暮らしと共存させるには難しい作品が多数だ。

    たとえばわたしは子供のころからサルバドール・ダリが大好きで、彼の生まれ故郷や晩年に住んだ家を訪ねるなどした。しかし、だからと言って、彼の作品を部屋に飾りたいとは思わない。心が落ち着かない。

    翻って、Jayaの作品は、やさしく落ち着く。ハンピの寺院も、ガンジス川のほとりも、空から眺める田園風景も、我々夫婦のリクエストで描いてくれた新居の庭とわたしたちの情景も……。

    わたしたちの生活空間にやさしくなじむ。たとえば朝日のなかで、あるいは夜のしじま、一人の時間に、お茶やお酒を飲みながら過ごすとき、ぼんやりと眺めるのにもまた、とてもふさわしい絵なのだ。

    昨今の彼女は、新たな制作活動を試みていて、水彩画などの小作品もたくさん手がけている。インドの情景などを描いたそれらに加え、彼女はリクエストに応じての作品も描いてくれる。

    新しい小作品を見ながら、これらはインド生活を終えて日本へ帰る人の、自分への贈り物にもとてもいいのではないかと思った。あるいは、インドが好きな人への贈り物としても。

    興味のある方は、どうぞJayaへお問合せください。あるいは、わたしがお繋ぎすることもできます。DMください。

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  • 遥か上流にあったはずの未来が、気づけば目前に迫って、刹那、現在となり、あっというまに下流へと流れ過去となる。

    毎年、7月8月は特にめまぐるしい。我々夫婦の出会記念日に結婚記念日、そして夫の誕生日にわたしの誕生日と、記念日めいたものが続くから、格別に歳月の流れを実感させられるのかもしれない。

    ブルーシートに覆われ、埃にまみれ、轟音に疲弊した旧居のバスルームズ5カ所の全面改装も、気づけば完了し、快適なバスタイムを過ごせるようになった。渦中にいるときは、永遠に終わらないんじゃないかと思うくらいのすさまじさも、6週間で平穏が戻り、あの怒涛の日々が幻のよう。

    この写真は金曜日に開催されたFICCI FLO主催の「FLO Santé」で撮影したのもの。

    FICCI FLO(FICCI Ladies Organisation)とは、1983年に設立されたインド商工会議所連盟(FICCI)の女性部門で、女性の起業家やキャリアを支援する組織のこと。

    ニューデリーを本部に、全国に20の支部があり、14,000人以上のメンバーを擁しているとのこと。ワークショップやセミナー、研修プログラムを通じて、女性のリーダーシップ育成やスキル開発、ネットワーキングを支援する魅力的な組織だ。

    実は今年度、バンガロールの支部の会長を、我が友人のDekyiが務めている。すでにさまざまなイヴェントを企画・実現している彼女だが、この展示会の開催には格別の思い入れがあったという。というのも、この大規模な展示会の出店者すべてが、FICCI FLOのメンバー、すなわち女性たちなのだ!

    日本に流れるインドの情報は偏りがちで、虐げられる女性たちの印象が強い。しかしながら、この国の文化や経済、社会を牽引する女性たちのパワーがどれほどに強いかということも知ってほしいと思う。わたしが日々、こうしてソーシャルメディアで紹介するのは、あくまでもこの国の氷山の一角ならぬ、氷山の一滴だが、パワフルで未来への希望に満ちたインドはそこここにある。

    わたしはメンバーではないのだが、このバザールは一般に開放されていたことから訪れた次第。この日は多くの友人たちと顔を合わせ、立ち話をし、「日印こども壁画交流」の参考になるアイデアを得ることもでき、実りある数時間だった。

    Dekyi、お疲れさまでした!

    この日、久留米絣のトップと、ペガサス柄のバッグを持って出かけたら、何人もの友人に褒められた。やっぱり久留米絣はすてき。ペガサス柄のほかに、自分の干支に因んで蛇柄🐍も買った。しかし、言わずもがな、ペガサスの出番が多い😅

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  • 日本から盛夏の知らせが届く時節。南インドとはいえ標高約900mの高原都市バンガロールは、今、モンスーンの終盤で涼しい日々。我々の旧居には冷房はなく、4〜5月にかけての盛夏の時期でも、天井のファンだけで過ごせる。

    新居には冷房を備えているが、使う時期は限られている。高層ビルディングなど木陰がない住宅は冷房が必要だが、ガーデンシティの名残ある住宅においては、本当に過ごしやすい。

    1カ月半に亘って行われた、旧居バスルームズの抜本的改築は、ようやく昨日終了! 今日、クリーニングに入ってもらってひと段落だ。本当は、引き続き、旧居の壁全体の再塗装やフロアの張り替えもやりたかったが、無理。立て続けは無理。秋の日本一時帰国のあと、11月ごろに延期することにした。

    7月14日月曜日はフランス革命記念日だった。1789年のこの日にバスティーユ牢獄が襲撃されたことを記念するもので、フランス共和国の建国記念日でもある。

    この日の夜、フォーシーズンズ・ホテルで開催されたパーティに夫婦で参加した。フランス領事の妻である韓国人シェフの友人Eunyoungから、招待されていたのだ。

    実は先日、彼女のすばらしい手料理を振る舞ってもらったばかりだった。2月に招かれたときはタイ料理をごちそうになったが、今回はヘルシーな、日本と韓国が融合したような料理。本当においしかった……! そのときの写真も、後半に載せている。

    久しぶりの友人たちと顔を合わせる一方、新たな出会いもあり、おいしいワインと選択肢も豊かに豪華すぎる食事で、楽しくも贅沢な時間だった。

    ところで、1枚めの写真は、ファッションブランドのSustainable Suzを経営するSusanと。彼女の着ているバティックのサリーがとてもすてきだった。パルーの部分が見えないのが残念! Susanの手がけるファッションは、ファンキーでカラフルなものも多く、着ていて楽しくなる遊び心あるデザインがすてきだ。我が夫もSustainable Suzのシャツを何枚か持っている。

    夫と一緒に写っているのは、フランス領事のMarc Lamy。楽しき夜をありがとうございます。🍾

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  • 先週の金曜日は、またしても壁画交流プロジェクトの舞台となるEKYAスクールByrathi校へ赴いた。具体的なスケジュールやプロジェクトの内容、準備するものの確認、そして日本まつりの企画など、やることは尽きぬ。

    この日は、ミューズ・クリエイションの実行委員会メンバーにも声をかけ、参加を促した。これまでの打ち合わせはほぼ一人で対応してきたが、これからは多くの人に現場を見てもらい、具体的なイメージを抱きつつ準備に携わってほしいと思ったからだ。

    幸い10名のメンバーに加え、お子様6名、そして「俳句ワークショップ」を開催してくださる日本航空から2名が参加され、非常に賑やかなミーティングとなった。

    わたしはメンバーより30分ほど早めに赴き、諸々、実質的な打ち合わせをすませたあと、全員でのミーティングに。先生方含め簡単な自己紹介をし、打ち解けた雰囲気になったところで、わたし自身の、この壁画交流プロジェクト実施に至った経緯と思いを、短めに、しかし熱めに語らせていただく。

    なにしろ、初めて顔を合わせる人たちが多数の貴重な機会。たとえこうして文字を残しても、じっくり読む人は少ない。ゆえに、お会いした好機は逃さず、肉声で思いを伝えたい。

    わたしは大学3年のときに、図らずも大学祭実行委員長を務めた。引き受けた以上は、かつてない内容にしようと、諸々の変革をした。

    当時からイヴェントを企画するに際して心掛けていたことがある。それは、「プロセス(過程)を尊重する」ことだ。

    もちろん、「結果」は大切だ。しかし、このようなお祭りは、コンテストでも競技でもない。成功も失敗も、自分たちの思い一つ。ゆえに、結果に至るまでのプロセスを、有意義なものにしたいと思う。

    準備期間に出会う人々と交流し、刺激し合いながら、同じ目的に向かって経験を育む。特にヴォランティアの場合には、損得勘定を超えた人間関係のつながりが生まれる。まさにプライスレスな経験ができる。

    今回のプロジェクトは「日本とインドの文化的な交流」「こどもたちの未来を育む」というテーマにも関わる。8月10日の「日本まつり」は、小さな、しかし確実な、ひとつのスタートラインになるだろう。

    たとえば、「日本まつり」で日本航空が実施してくれる俳句ワークショップ。わたしは今回初めて知ったのだが、これは1964年に東京オリンピックが開催された年に始まった俳句コンテストに起因するもので、現在は、公益財団法人JAL財団の主催により、2年に一度、「世界こどもハイクコンテスト」が開催されているようだ。

    すでにデリーの子どもたちは俳句ワークショップを受講し、コンテストに投稿しているという。バンガロールからも来年2月のコンテストに参加するこどもたちを募るべく、EKYAスクールの生徒たちにもその機会が提供される。俳句について個人的に語りたいことがたくさんあるのだが、長くなるので割愛。

    この壁画プロジェクトを通じて、こどもたちの視野が広がり、彼らが身を以って国際交流を経験できることを切に願う。

    ミーティングのあとは、先生方が、数カ月前にオープンしたばかりだというケララ料理店へ連れて行ってくださった。EKYAスクールへ行くときも、そしてミューズ・クリエイションが支援している慈善団体のNEW ARK MISSIONへ行くときにも目にしていて、気になっていた店だ。店内に入り、そのダイナミックなスケールに驚いた。

    ケララ出身の校長先生から、バナナリーフの扱いや料理のことを教わりつつ、みなでシーフードのケララ料理をいただく。これが本当においしかった! 今後、しばしば訪れることになるだろう。

    満腹で解散後、わたしは帰路、ペンキ店へ。今回の壁画制作に必要なペンキ200リットルの購入もすませた。

    最後の写真は、わたしが大学祭実行委員長をつとめた1986年の大学祭のパンフレットだ。このときは、我がスピリチャルがぶっ飛んで、宇宙が近かった😅

    体操座りをして親指を立てている自分が痛い。ほかにまともな写真はなかったのか! と、自分に突っ込みたいが、これが当時の100%坂田美穂であった。

    * * * * *

    わたしたちは、プロセスに賭けています

    そしてこれはあくまでも ひとつの表現にすぎません

    わたしたちは広がり続けます

    二つの瞳と

    自分の中のコスモスと共に。

    * * * * *

    40年の歳月を経て。

    わたしは、たいして、変わってないな。

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