インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

1カ月弱の福岡滞在も瞬く間に半分が過ぎた。今回こそは小旅行に……と思っていたが、次回までお預けだ。その分、福岡市の実家界隈にて、前回同様「歴史探訪」をしたいと思っている。

昨今ではGoogleマップが本当に便利。特にサテライト(人工衛星から撮影された航空写真モード)の地図を見るのが好きで、福岡界隈の上空を自宅にいながらにして眺められる。

いくつもの興味深いポイントがあるのだが、数日前、「伊野天照皇大神宮」と「呑山観音寺」が目に止まった。ここは香椎からも車で30分余り。行きたい。実はわたしは日本の運転免許証をはるか昔に失効しているので、今回、国際免許証を取得してきた。時間があれば、レンタカーを借りてドライヴしようと思っていたのだ。今のところ、優先順位が低くなってしまったが。

昨日は妹に会い、不動産会社4社との「第一回ミーティング」の進捗を報告したあと、多々良川沿いにある肉屋さん経営の「眺めのいいレストラン」にてランチ。その後、母を連れて「眼鏡市場」へ補聴器チェックなどに行く予定だったが、ランチのあとに少し時間があったので、篠栗にある呑山観音へ行こうということになった。

妹曰く、父がしばしば呑山観音へ行っていたという。

篠栗には四国のコンパクト版とも言うべく霊場がある。その名もずばり、「篠栗四国八十八箇所」。詳細を説明したいところだが、割愛。

国道をはずれ、山麓の道に入った瞬間から、異次元へ突入したような空気に包まれる。つづらおりの山道を抜けると、神無月にしてまだ暑い下界とは打って変わり、山の涼しい空気が流れ込む。雲が山頂をたゆたい、なんとも幽玄なる景色……。やがて段々畑なども目に飛び込んでくる。

「ここ、ブータンやん!」

と、騒ぎながら、その美しい情景に見惚れる。道中には、随所に霊場があり、石仏なども目に飛び込んでくる。

時間がなかったので、ゆっくりする余裕はなかったのだが、途中で「ちょっとここで降りたい!」と妹に車を止めてもらった。

なんとそこには、わたしと同じ年(昭和40年)に生まれた弁財天様がいらした。

呑山観音は、ほんの入り口周辺をお詣りするにとどまったので、改めてゆっくり訪れたい。

母方の祖母は人生の後半にして、お不動さん(不動明王)の啓示を受け、信仰の道に入った。記せば長大になるので割愛するが、祖母は何度もこの霊場を巡り、滝行をしていたとの話も聞いている。

諸々の思いが渦巻く。

ここ数年のわたしは、図らずも、「パワースポット」に足を運ぶ機会が増えていた。エジプト、インドネシア、インド、ブータン、日本……。自分自身が、充電⇆放出を繰り返しながら循環しているような気がしてならない。

それにしても、福岡、最高じゃないか! コンパクトな四国にコンパクトなブータン!

呑山観音寺周辺の敷地は広く、とても10分程度で参拝できる規模ではなかった。ここはまた必ず訪れたい。あるいは、四国のお遍路さんに関心を示していた夫とともに、1週間ほどかけて、八十八箇所を一緒に巡るのもいいかもしれない。

福岡界隈の魅力発掘&体験が、わたしのミッションの一つではなかろうかと改めて思う昨今。楽しい。

記したいことは募るが、取り急ぎの備忘録として。

ちなみに2枚目の写真は、多々良川沿いのレストランからの情景。この界隈は14世紀「多々良浜の戦い」の舞台となった場所で、川向こうの緑の丘は「足利利尊氏本陣跡」である。

……歴史が濃過ぎて、勉強がとても追いつかん。

地図、テキストの画像のようです
寺院、テキストの画像のようです
ウィンドチャイム、寺院、テキストの画像のようです
ウィンドチャイム、伏見稲荷大社の画像のようです
伏見稲荷大社の画像のようです
寺院の画像のようです
写真の説明はありません。
テキストの画像のようです
寺院の画像のようです
記念碑、寺院の画像のようです
雲の画像のようです
写真の説明はありません。
ビール、エール、ビール、テキストの画像のようです
寺院、記念碑の画像のようです
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