

インド帰国まで残すところ1週間。長い残暑を経て、ようやく秋風が流れ込み始めている。とはいえ、まだ半袖を着ているけれど。
1996年に日本を離れて、まもなく丸30年。
「ただいま」と言い続けてきた「実家」が、なくなる。
「片付け」と称して、こうして1カ月もの間、この家で「一人暮らし」ができたことは、神様からの還暦祝いだったように思う。1歳から18歳までのわたしが過ごした、名島、千早、香椎が一望できるこの場所で、さまざまを振り返る日々。
毎朝、毎晩、多々良川の河口、博多湾に面した場所にある名島神社の杜に向かい、合掌する日々。なんという絶景の、すばらしい家だったろうと、今更ながら感じ入る。
家のことをお願いする不動産会社も、ようやく決定した。好条件の物件とはいえ、査定に来てくださった4社、それぞれに、親身に熱心に提言をしてくださった。どなたにお願いしても、きっとうまく進めてくださるだろうと思えるほどに。
不動産会社の方々とのエピソードだけでも、ご縁や奇遇、豊かなストーリーに満ちていた。
まだまだやることは山積していて、あと1週間が勝負。とはいえ、少しは自分の仕事のミーティングなどもいれたく、今週はスケジュールをしっかり調整しつつ、よりたいせつに日々を過ごしたい。

土曜日は、すでに記した通り、ガーデンズ千早にて母のアッセンデルフトやトールペインティング、デコパージュの作品を販売すべくお店を出した。ガーデンズ千早を運営する「高橋グループ」代表の高橋氏とは、2018年にバンガロールで(!)初めてお会いして以来、懇意にさせていただいており、その後も一時帰国時に、何度かお会いしていた。
今回、大量の母の作品をどうすべきか頭を悩ませていた矢先、ハンドメイド・デイズという催しが開催されていることを知り、出店申し込みの締め切りが過ぎていたにも関わらず、お願いのメッセージをお送りしていた。するとちょうど、土曜日にキャンセルが出たということで、1つのテーブルを提供していただいた次第。


わたしの両側に立っている長身なお二人。奥が高橋氏で、手前がイヴェントなどを総括されている甲斐氏だ。今後も、千早を中心とする地域社会を盛り上げるべく、わたしもインドからお手伝いすることになりそうで、楽しみだ。ガーデンズ千早の詳細は下記に残している。
[DAY 07-1/ Fukuoka] 幼少時の思い出多き「千早」にて。インドとのご縁を育むために@ガーデンズ千早
https://museindia-mvosj.wordpress.com/2022/06/01/jpn07-3/


春の「ナマステ福岡」、そして8月末のバンガロールにおける「福岡クラフトフェア」に引き続き、MISAさんが搬入や搬出、販売のお手伝いをしてくれた。海の中道にご自身のお店もあるので、途中にそちらへ行き、また戻ってきてくれるなど。とても助かった。
途中、叔母(母の妹)夫婦や、子ども時代を共に過ごした従兄弟と彼の奥さん、実家の上階にお住まいでずっとお世話になっていたご近所さん、そして不動産会社のお兄さん(今回お願いできず!)……と、思いがけない方々も立ち寄ってくださり、とても楽しい時間だった。
母の作品やインド小物も、ほんの少しではあるが販売でき、しかし周囲のお店であれこれと買い込み、出店代と買い物で売り上げは雀の涙となったが、プライスレスな楽しい時間を得られてありがたかった。
まだまだ片付けは終わらず、母の作品の半分程度はインドに送るつもりだが、それでもまだ、たくさん残っている。どなたか、引き取りたい……という方がいらっしゃったら坂田までDMください。母の作品を処分するのはあまりにも惜しい。最終的には中古品引き取り業者に依頼することになるのだが、その前になんとかしたく。
夜は香椎のイタリアン「OLIVE」にて、妹夫婦から還暦祝いをしてもらう。バッグに潜ませていた「還暦ファッション」で記念撮影。この帽子、なぜか友人らから「似合う〜」と褒められるのだが、この日も褒められた。今まで帽子が似合うと言われたことは一度もないのに。
還暦帽子が似合うと言われても、今後、被れないのに。
褒められて、微妙。
今年いっぱいは、機会があったら被ろうと思う。引き続き、還暦祝いを受け付けます!![]()












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