インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

MUSE INDIA / HOMEPAGE

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

  • Amiel Gourmetでランチを楽しんだあと、一旦、ヤラハンカ新居に戻り、諸々の雑務。MisaさんとMiyukiさんは、日本へ帰国の準備。わたしは展示会の片付けなどをしつつ、次のステップへ。

    今年の前半は、春、1カ月の一時帰国をした以外に、どこへも旅をしなかった。今月は久々に、飛行機に乗って空を飛ぶ。うれしい。旅を目前に控えて、諸々の準備も必要だ。

    🍷

    この8月、人生の節目の誕生日を前にして、『日印こども壁画交流プロジェクト』と『福岡クラフトフェア』を実現できたことは、切に僥倖であった。達成感に満たされて、穏やかに還暦を迎えられたことを、改めて嬉しく思う。

    夜は、Prestige groupのAnjumから、UBシティに誕生したレストラン、Royal Chinaのオープニング招かれていた。ランチに引き続き、こちらも新たに誕生したお店。なんともいいタイミングだ。

    思えば去年の誕生日、わたしたちはナンディヒルズの袂にあるPrestige groupのリゾートに滞在し、Anjumの計らいで、ゴルフコースの中にあるホテルのオリエンタルレストランにて、すてきな個室を用意してもらっていた。ナンディヒルズ界隈、神聖に麗しきエリアでもあり。バンガロールでの週末旅にもおすすめだ。

    ◉Nandi Hillsの旅記録2024年8月

    黒いシャツ姿のSandeepも、8月31日が誕生日だと知り、急に親近感が増す。1歳違いで、彼は来年が還暦だという。惜しい!😁  ところでインドでも60歳は大切な誕生日として捉えられているらしい。地方や宗教によっても祝し方は異なるようだが、南インドでは「夫が60歳の誕生日を迎えたら、結婚式をやり直す」Shashti Poorthiという習慣があるらしい。

    7年後の夫の誕生日に、やろうかしらん。😄

    思い返せば今年に入ってまもないころ、自分自身の還暦祝いのために、赤いサリーを購入した。ひとつは京友禅サリーの大きな白い牡丹が描かれたもの。そしてこの、Ashdeenの、パールシー刺繍のサリー。

    すでにこの4月、「ナマステ福岡」で着て以来、何度か着用している。MisaさんとMiyukiさんは、とてもすてきな着物姿に。展示会で着るつもりで日本から持参していたが、展示会では動き回ることもあり、みな浴衣を着ること決めた。

    ゆえに、このすてきな着物を着る機会を得られたのは、二人にとっても好機であった。「一緒に写真を撮ってください」と声をかけられて、会場に花を添えていた。

    みなさん、ほんとうに、ありがとう。

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    August 31 was my 60th birthday. In Japan, turning 60 is celebrated as “kanreki”, marking the completion of the zodiac cycle and a new beginning, often with a red “chanchanko” vest. I followed this tradition and celebrated myself!

    1965年8月31日正午。熊本県荒尾市に生まれて以来、干支(十干と十二支)が一巡し、還りて還暦。人生の一周目を無事に終了できたことを、心から、ありがたく思う。

    前回の一時帰国時にオンラインで購入していた「赤いちゃんちゃんこ」を持参して、Amiel Gourmetのヤラハンカ新店舗へ。幸い、店内はさほど込み合っておらず、赤に赤を重ねての記念撮影。還暦に赤い服を着る理由は原点回帰、すなわち「赤ちゃんに還る」とという意味合いからだ。また、赤には魔除けの力があるとも言われているらしい。

    今日のこの日、MisaさんとMiyukiさんも交えて過ごせたこともまた、強いご縁。以前にも記したが、Misaさんのお母さんが、わたしの両親を引き合わせた人物。わたしの父と、Misaさんのお母さんのお兄さんが、嘉穂高校の野球部に在籍していた大親友だったのだ。

    Misaさんは、かつてパリに17年暮らしていた。わたしが20代のころ、欧州を3カ月放浪旅したり、英国3カ月語学留学をした際に、パリの彼女の家に泊めてもらったこともある。そしてアルヴィンドとわたしが出会った1996年の7月から8月にかけて、Misaさんはたまたま、ニューヨークに長期滞在していた。

    しょっちゅう会っていたわけではないのに、人生の大切なポイントで交差しているのは、定められたご縁だとしか思えない。

    🍷

    ところで、友人が経営するAmiel Gourmet。先日の『日本まつり』でも出店してもらったお気に入りの店なのだ。オープンしたばかりのここは、他店とは少し趣向が異なるフレンチビストロで、メニューに並ぶ料理もより魅力的。みんなよく食べた。

    60歳になったのだ。ということを噛み締めつつ、これまでの誕生日とは全く異質の心境が心を満たす。

    何もかもが、ひとつひとつ、いちいち、感慨深い。

    「不惑の四十」というけれど、ずっと試行錯誤の惑い多き歳月だった。しかしここにきてようやく「不惑」の意味が、わかりはじめてきた。未来のヴィジョンが、クリアになってきた。

    生きる限りは、紆余曲折。しかしそれこそが、人生。人間万事、塞翁が馬。

    このさきは、惑わず、進めよ。

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  • 自分のキャリアと経験を全力で投入した『日印こども壁画交流プロジェクト』を終えてまもなく、福岡からMisaさんとMiyukiさんを招いて過ごした1週間余り。毎日が、合宿みたいに楽しくて、食べて飲んで語り合い、大笑いをしながら過ごした。

    綴りたいことは山ほどあるが、毎日、語りに語り合ったこともあり、気づけばすでに諸々が、自分の中で完結していた。

    29日と30日の『福岡クラフトフェア』も無事に終了。

    故郷の九州、福岡が、益々近くなった。

    50代最後の8月に、この機会が巡ってきたことは、ご縁、宿命としか思えない。今回、ホリデーシーズンということもあり、来訪したいと切望しながらも来られなかった友人たちがたくさんいた。新居は郊外ということもあり、時間が作れない人も多く……。

    それでも、遠方から、時間を作って来てくれた友人知人らには、心から感謝する。日本に関心を持ち、敬意を払いつつ、フレンドリーな彼ら彼女らとの交流を通しても、MisaさんとMiyukiさんは、稀有な経験ができたはずだ。

    「量」ではない。「質」を問う、クラフト(工芸)の世界。単に陳列して販売する類のものではない。一つ一つを吟味してくれる人々と丁寧に関わり合いながら、ともに時を過ごし、クラフトの歴史や魅力を伝える。

    語りながら、自分たちもまた、学ぶ。

    ほんとうに、学ぶことの多い8月だった。人生はロールケーキ。ぐるりと一周回って原点回帰。お還りなさい。そして遙かなる次章への旅立ち。

    ……感謝還暦!

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  • 麗しき、日常の情景

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    インドにおける国民の祝日。毎年同じ日の「固定の祝日」は、1月26日の共和国記念日、8月15日の独立記念日、そして10月2日のガンディー生誕日の3つのみ。それ以外は、宗教の暦などによって日付が変わる「移動祝日」が中心だ。

    ゆえに、きちんと予習しておかないと、毎年、「気づいたら祭り」とか「いつのまにか祝日」というのが連発する。今年は「気づいたは、

    る。

    *お腹を壊したときは、ココナツウォーターやElectral(薬局で入手)で水分補給を。

    らガネーシャ祭り」が到来していた。

    象の頭を持つことで知られるガネーシャ神。もともとは王子だった。父親であるシヴァが過って彼の首をはね、代わりにゾウの頭にすげ替えた。甘い物が大好きで、手にはお菓子を持っている。彼の乗り物は、ネズミ。足許に、必ず、小さなネズミがいる。知恵と学問、そして富と繁栄の神。自分の牙を折ってペンにして、聖仙ヴィヤーサが口述したインド二大叙事詩のひとつ『マハーバーラタ』を筆記したとされる。

    一日では終わらないガネーシャ祭り(Ganesh Chaturthi)。コミュニティでは、ガネーシャをはじめとする像を飾り(博多山笠風)、儀礼(プージャー)を行い、最終日には、ガネーシャの像を海や川、湖に流す。

    わたしたち夫婦は2008年から2年間、Ganesh Chaturthiの本場であるムンバイに住んでいたのだが、その祝い方といったらすさまじかった。……と詳細を記すと長くなるので割愛。

    昨日は、インド友人らと月に一度のミーティング(YPOフォーラム)のあと、友人Anjumの招きで、UBシティ内に近々誕生する完成間際のMarriott Executive Apartmentsへ。かつてOakwoodだった場所が全面改装されている。長期滞在にお勧めの、ロケーションもすばらしき館内を見学させてもらった後、屋上のプールサイドへ。

    ここで、8月生まれのSunitaと共に、少し早めの誕生日を祝ってもらう。うれしい。わたしが持っていない色合いの、しかし、とても似合いそうな、すてきなサリーをプレゼントしてもらった。早くブラウスを作って、着たい!

    友人のMisa & Miyukiも一緒にランチを楽しんだ後、二人を市街へ案内。書きたいことは募るのだが、これから展示会の準備にかかりたいので、ひとまずはこの辺で。

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    高層ビル、寺院、雲の画像のようです
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  • 昨日の午後、旧友のMISAさんと、彼女の子ども時代からの親友MIYUKIさんがバンガロールに到着した。すでに1週間ほど前にバンガロール入りしていた二人は、一旦、我が家に荷物を置いて、デリー、アグラ(タージマハル)、ジャイプールを旅して、戻ってきた。

    今回の旅の主目的は、「FUKUOKA CRAFT FAIR(福岡工芸品展)」の開催。久留米絣に博多織、浴衣に下駄、八女茶など。展示即売をするつもりで少量ずつを買ってきてくれているのだが、わたしがすでに、あれも欲しい、これも欲しい状態。明日は外出するけれど、明後日は、魅力的な商品を撮影して紹介したい。詳細は追々、綴る。

    ところで、旅の途中、お腹の調子を悪くしていた二人。旅慣れている二人ゆえ、わたしもすっかり「警告」することを忘れていた。

    「バターチキンとか食べた? あと空きっ腹にビールとかはやってないよね? ともあれ、水分補給をしっかりと、休んでください」

    とメッセージを送ったところ、

    「あらぁ〜 どっちもやりました」「バターチキン2回食べたね」と返事。

    わたしはこの20年間、多くのクライアントのアテンドを経験してきたが、誰一人としてお腹を壊した人はいない。ポイントはいくつかあるのだが、最たるものが、

    空きっ腹に「とりあえずビール」と「バターチキン」は避けるべし!

    なのだ。インドのバターチキンには、過激な量のバターや生クリームが用いられている場合が多い。普段の摂取量を上回る油脂に加え、さらにはスパイスによる刺激。そこに冷たいビールを流し込んだ日には、胃腸が叫びを上げるのである。

    バターチキンはクリーミーで口当たり良く、ついつい食べ過ぎてしまいがち。ちなみにバターチキンに限らず、ダールなど豆のカレーも同様、気をつけたいところ。胃腸が強くない人は、グレイビーは控えめに、具をメインに味わうことをお勧めする。

    ちなみに、我々夫婦は、夫がスパイスに弱く、辛味を受け付けず、胃腸が強くないこともあり、滅多にインド料理の外食を食べない。特に北インドの外食は濃厚につき。

    そんな次第で、昨夜はインド産日本米を炊き、味噌汁と卵焼き、野菜炒めの素朴な夕食。こういう料理が「ごちそう」だと思えるようになったお年頃……。🌾

    *お腹を壊したときは、ココナツウォーターやElectral(薬局で入手)で水分補給を。

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  • 濃密なプロジェクトを終えてもなお、次に移る前に、片付けねばならないさまざまがある。手間がかかっても、それをやるのとやらないのとでは、その後の自分の心境、ひいてはライフに大きな影響を与える。

    歳を重ね、経験を重ねてきたからこそ、そのことを、身を以って感じる。

    ミューズ・クリエイションの実行委員会メンバーとの打ち上げ。本当は、関わってくれた38名みんなにお会いしたい。しかし、みなそれぞれに、予定があり、そうもいかない。集まれたのは11名だったが、それもご縁。

    思うところを分かち合えて、いい時間だった。ありがとう💝

    新居と旧居の行き来をはじめて、3年も経ってしまった。どちらの庭も緑に満ちて、大切に守り育ててきた、我が愛すべき場所。

    まだまだ新居のコミュニティはバンガロールのサグラダ・ファミリア状態で、クラブハウスもできていない。しかし、今年中には隣家も完成しそうで、騒音や埃に悩まされることもなくなりそうだ。

    猫らがこの家に移れて初めて、我々も新居をメインにできる。気がつけば、木々は伸びて花を咲かせ、青空に映えてまばゆい。

    昨日は終日、新居の片付け。窓を開けて風を通し、自分で家を、調える。気持ちも、整う。

    さて、あと十数分で、福岡からの友人らが到着する。楽しい1週間の始まりだ。

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  • The mural project was a resounding success, and the Japan Festival was a triumph. Now, I’m excited to invite you to the Fukuoka Craft Fair!

    Two close friends from my hometown of Fukuoka are coming to Bangalore. Misa was a fashion designer in Paris, and Miyuki worked in media & entertainment in the U.S., and now works in Fukuoka, managing a tour concierge for foreigners, offering kimono and tea ceremony experiences. They will be bringing some of Fukuoka’s beautiful handicrafts with them. We hope you will join us.

    我が故郷、福岡から友人らが来訪。今月末、「福岡工芸品展」を開催します。壁画交流プロジェクトで立て込んでいたこともあり、告知が遅れてしまったけれど、日本に関心を持つインドの友人知人らが来訪してくれれば……と願っております。

    次なる我が目標は、「福岡=バンガロール(ベンガルール)✈︎直行便就航」につき。いや、わたしが飛行機を飛ばすわけじゃないんだけど😅  歴史、伝統、文化、芸術、教育、環境、ビジネス、ライフスタイル……。バンガロールと福岡は、姉妹都市になってほしいと思うほど、諸々、相互に拡がる可能性があるんです。

    2030年までには就航してほしいと念じつつ、地道に、福岡とバンガロールを結ぶプロジェクト、続けます💝

  • インド生活20年目。

    この地での始まりが、何もかも、ついこの間のことのように思い出せるのに。

    あのころは子供だったはずの若者らが、通りを埋め尽くす。

    この国の急変ぶりに、追いつかないのだ。頭も、心も。

    やれやれ、歳を重ねたものだ。

    最後の2枚の写真は、20年前のブリゲイドロードとMGロードの情景。

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