インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

MUSE INDIA / HOMEPAGE

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

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    今から12年前。食品関係の視察でムンバイを訪れていた日本の食品メーカーの人たちに、インドの食事情について1時間ほど語るという仕事を受けた。視察団全体のコーディネーションは、他の人が請け負っていた。

    しかし、そのときの視察団との会話を通し、彼らの旅の行程が(これはありがちなのだが)、あまりにも短く詰め込まれていて、ご自身達がどこにいるのかも、わかっていらっしゃらないことを知った。

    旅をするには地図は不可欠で、全容を掴めば理解しやすい。しかし、当時、ムンバイだけでなくインド各都市、わかりやすい地図を入手するのは困難だった。無論、現在は、すべてGoogleマップ頼りとなり、紙の地図を使う人は少なくなったが……。

    ともあれ、少しでもムンバイのことを知ってほしいとの思いから、ホテルの部屋に戻った際、部屋に備え付けられていた便箋の裏に、急ぎ手書きで地図を作った。そして、コーディネータの人に、コピーして使ってくださいと渡した。

    これはそのときのオリジナルだ。実はこのアナログな即席の地図が好評で、以来、何度か自分の視察旅行でも使ってきた。

    今回、久しぶりに発掘し、同行の二人にお渡しした。書き込むべきポイントは増えているものの、最低限の情報は網羅されている。少なからず役立ったはずだ。

    折しも、場所は違えど、同じITC系列のホテルに滞在しているときだった。

    捨てずに、とっておいてよかった。

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    2日目の南ムンバイとは打って変わり、3日目の昨日は新興エリアの北ムンバイへ。印パ(インド・パキスタン)分離独立した1947年以来、インドは社会主義的政策をとってきた。しかし、1980年代後半に起こったペレストロイカをはじめとする世界情勢の変化の余波を、インドも受けることになる。

    1991年。インドの保有外貨が底をつき、債務不履行が目前となった際、ナラシンハ・ラオ政権下、当時は財務相だったマンモハン・シン元首相によって、インドは市場は開放され、自由経済への扉が開いた。この経済改革を端緒に、外資の参入が始まり、インドの社会や経済が変化し始める。2000年代にはその傾向が顕著となり、欧米先進諸国の資本が続々、流入し始めた。

    わたしは2001年に初めてインドの土を踏み、デリーで結婚した。そのときには「こんな国には住めない」と思っていたはずなのに、その後、米国のメディアなどを通してインドを学ぶにつれ、2003年の終わりには「これからはインドの時代だ」と確信した。

    2003年12月にインドを再訪、ムンバイ、デリー、バンガロール、チェンナイを旅しつつ、インド移住を決意したのは、この国の、あらゆる側面における深さと面白さ、そして未来への躍進が、漠然と、しかし確実に、肌身に感じられたからだ。

    そしてその感覚、未来への期待感が、今なお、変わらない。

    2005年にインドに移住して以来、わたしは、バンガロールよりもむしろ、ムンバイやデリーの視察旅行を重ねてきた。以来、複数のクライアントを案内してきたが、最も頻度が多く、軸となった仕事は、日本の広告代理店大手の研究開発局に所属されていたN女史との仕事だ。2006年から10年間に亘り、彼女と重ねてきた視察旅行や市場調査、家庭訪問の仕事は、わたしにとって、かけがえのない財産だ。

    N女史との仕事はじめ、他のビジネスで得られた情報は、もちろん外部に公開することはできないものの、手元には膨大な資料が残っており、開けばたちまち、過去を検証できる。無論、そのときのジャーナルやブログに掲載した写真を眺めるだけでも、当時の出来事や趨勢、トレンドが脳裏に蘇る。過去を紐解きつつ現在を眺め、未来を展望することができる。

    さて、過去5年間は、視察や市場調査の仕事が減少していたこともあり、変貌著しい北ムンバイへ足を運ぶ機会が減っていた。

    経済成長に伴う地価の高騰で、ムンバイのビジネスの中心地は、それまでの南ムンバイのナリマン・ポイントやカフパレードといったエリアから、空港のある北ムンバイに移行してきた。特に、バンドラ・クルラ・コンプレックス(BKC/ Bandra Kurla Complex)と呼ばれる複合商業施設や、北と南を結ぶ「バンドラ・ウォーリ・シーリンク」の誕生(2009年)で、その傾向は加速。

    現在、海外駐在員の多くは、北ムンバイのバンドラやポワイ、ジュフ、マラド、アンデリといったエリアに暮らしているものと思われる。柴田氏曰く、ムンバイ北東部のナヴィ・ムンバイや、ムンバイの西に位置する都市プネなど、他エリア、他都市の開発も進んでいて、街並みの変化が著しいようだ。

    そんな背景を踏まえ、昨日は柴田氏の案内で、彼が知る新しいエリアを訪れた。BKCに新しくできたショッピングモールを巡りつつ、時代の変遷を感じずにはいられない。目に留まる一つ一つの店舗について、なにかしらコメントせずにはいられないが、エンドレスだ。

    バンガロールだけでなく、ムンバイ視察旅行も絶賛、承れます……と確信。

    柴田氏たちが空港に赴くまえに、JUHUに車を走らせ、ビーチ沿いにあるSoho House Mumbai(英国発)でランチをとった。海を眺めながらの、なんとも心地よい空間だ。ここはダイニングだけでなく、上階にはビジネスセンターや宿泊施設、ジムを併設した会員制のクラブになっているとのこと。界隈に暮らすボリウッドスター達にも人気のスポットらしい。海は決してきれいだとは言い難いが、いい風情だ。

    時空を超えて、思いが去来する。水平線の、麗しさ!

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    https://www.sohohouse.com/houses/soho-house-mumbai

  • 早朝の雨天が嘘のように、昼ごろからは晴れ間が広がったムンバイ。視察旅行と自分自身の回想旅行を兼ねての1日は、極めて濃度が高かった。

    バンガロールを拠点にインドでビジネスを始めてから、今年でちょうど10年になる柴田氏。彼からの依頼で、彼と、彼のもとで修行をしているHanaさんを案内する。

    2003年に初めて降り立って以来、心惹かれてやまないムンバイ。住んでいた2008年からの2年間は、日々ブログに記録を残してきたし、以降も仕事やプライヴェートで訪れるたび、大切な場所を再訪、紀行を記してきた。ネットの海に眠る歴史は、紐解くにたやすく、たちまち過去を検証できる。

    昨日は、個人的に思い入れのある場所を中心に案内した。この世を去った人々を偲びつつ、それは歳月の流れを感じさせる時間でもあった。ひとつひとつの場所について、綴っておきたいことがたくさんあって尽きない。

    とりあえずは、場所の名前と写真だけも、残しておこう。

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    ◉ムンバイ日本人墓地 Japanese Cemetery
    1908年に建てられた日本人墓地。ずっと墓守をしてくれていたヤショーダヤおばあさんは、昨年8月、他界されていた。一隅のバラックに暮らす、今では息子夫婦が、管理をしてくれている。

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    ◉ドービーガート Dhobi Ghat
    ムンバイの一大洗濯場。独自で洗濯の設備を持たない、ローカルのホテルや病院などのリネン類を洗濯する。ダッバーワーラー(弁当配達人)同様、超絶アナログなシステムが構築されている。

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    ◉クロフォードマーケット Crawford Market
    英国統治時代に創設された南ムンバイ最大の市場。周辺の混沌とは裏腹に、ヴィクトリアン・ゴシックの建築物が壮麗。

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    ◉ブリタニア・レストラン Britannia & Company Restaurant
    1923年創業のIrani café。ムンバイに多く暮らすパールシー(ゾロアスター教)のレストランの老舗で、昔日の面影を残す内装が、旅行者からの人気も集める。

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    ◉ヤズダニ・ベーカリー Yazdani Bakery & Restaurant
    2003年、初めてムンバイを訪れた際、街を散策していたときに、パンを焼くいい匂いにひかれてたどり着いた店。思い出多き、ここもまたパールシーのカフェ。顔なじみだったオーナーの2兄弟は、この3年間のうちに二人とも、他界しており、カフェは休業。パンだけを販売していた。この古き建物は、今から百年以上前、日本の銀行が入っていた。

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    ◉チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅 Chhatrapati Shivaji Terminus
    英国統治時代の1887年に完成した中央駅。こちらは、ヴェネツィア・ゴシック建築の優美な建築物で、2004年にユネスコ世界遺産に登録された。

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    ◉フォート&カラ・ゴーダ界隈散策 Fort & Kala Ghoda
    ビジネス街、新旧の店舗に飲食店、アートギャラリー、キリスト教会にユダヤ教会……。狭いエリアにさまざまな要素が凝縮された場所。

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    ◉カラ・ニケタン Kala Niketan
    わたしがムンバイ在住時から、何度となく訪れてきたサリー&テキスタイルの専門店。お気に入りの黒地に花柄パールシー刺繍のサリーは、10年以上前にここで買った。

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    ◉タージ・マハル・パレスホテル The Taj Mahal Palace Hotel
    2003年、初めてムンバイを訪れた際、このホテルに滞在して以来、個人的にも多くの思い出が詰まった場所。2008年11月26日のムンバイ同時多発テロのことを、思い出さずにはいられない。

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    ◉マスク MASQUE
    ムンバイで最もホットなレストラン。オーナーのアディティは、これまで何度も記してきた通り、バンガロールのARAKU COFFEEのダイニング・メニューをマネジメントしている。創造性溢れる10コースメニューを、ペアリングのワインやカクテルと共に味わう。身も心も満たされる、最高のディナーであった。

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    I requested so when I checked in.

    The room with a view of the Arabian Sea in the distance.

    Fantastic.

    The sunset over the valley of skyscrapers reminds me of Manhattan overlooking the Hudson River.

    Parel of South Mumbai overlaps with the Upper West Side of New York City where I used to live.

    What a luxurious moment.

    I appreciate and cherish this solitary moment of silence.

    🌇

    「眺めのいい部屋を、お願いします」

    チェックインのときにリクエストした。

    彼方に、アラビア海を望む部屋。

    ……最高。

    摩天楼の谷間に沈みゆく夕日は、ハドソン川を望むマンハッタンを彷彿とさせる。

    南ムンバイのパレルと、かつて暮らしていたニューヨークのアッパーウエストサイドが重なる。

    なんという贅沢なひととき。

    この、一人の静寂を、ありがたく慈しむ。

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    終の住処は、高原都市バンガロールと決めたけれど、インドで最も心惹かれてやまない都市は、ムンバイ。2008年から2年間、南ムンバイのコラバ地区(カフパレード)を拠点に、バンガロールと行き来する生活を送っていた。

    かつては、仕事で、プライヴェートでと、しばしば飛んでいた。決して過ごしやすいわけじゃない。ムンバイほどの玉石混淆の混沌都市は、世界中を探しても、そうそう見つからないだろう。

    ムンバイに比べれば、多様性のマンハッタンでさえ、キラキラと麗しくわかりやすい。そんな場所へ、ようやく飛べる機会ができてうれしい。

    「国内線フライト」もまた、実は2年半ぶりゆえに、旅の手配に、そこはかとなく緊張した。荷造りに手間取った。早めに家を出て、軽くランチでもと立ち寄ったラウンジが、とても快適な雰囲気になっている。普段はあまり食べないインド料理だが、想像以上においしくて、ついつい食が進む。

    さて。ムンバイ滞在の前半は仕事、のようなもの。そして後半はフリー。5泊6日。久しぶりに羽を伸ばすぞ!!

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    昨日の午後は、バンガロール市街東部、おしゃれな飲食店やブティックが次々に誕生しているインディラナガールで過ごした。栄枯盛衰が著しいこのエリア。ほんの数カ月、いや数週間、訪れないだけでも、変化が目に留まる。

    大学卒業前の旅行を兼ねて、当地に滞在していたHanaさん。昨日はバンガロール最終日ということで、半日ながらも視察旅行の体裁で案内したのだった。9月10日から10日余り。市内のホテルに滞在するなど別行動の日もあったが、パーティやイヴェントなどにも参加してもらう機会があったのはよかった。

    インドの人々の社交性、若者に対しても敬意を持って接する姿勢など、もちろん限られた我が友人知人との交流だったにせよ、実体験できたことは、稀有な経験として記憶してもらえることだろう。

    昨日は、これまで幾度となく記してきたARAKU COFFEEで待ち合わせ、ランチをとったあとにいくつかの店舗を巡ることにしていた。しかし、ARAKU COFFEEで、すっかり長居をすることになる。

    すてきなサリーを着た女性が入ってきたな……と思ったら、インド最大のサリーショップ「Nalli」の創業一族で副社長を務めるLavanyaだった。当然ながら、彼女のサリーの着こなしはいつもすてき。同行の若い女性は、テキスタイル・デザイナーだということで、思わず話が弾む。

    一隅では、米国から来訪中のコーヒー・スペシャリストであるシェリーが、バリスタを育てるべく研修をしている。久しぶりの再会に、またしても会話に花が咲く。Hanaさんを案内しようと2階に上がれば、ガラスの向こうのミーティング・ルームにCEOのマノージの姿が。今週末、イヴェントが開催されるとのことで、彼も拠点のハイデラバードからバンガロールを訪れているとのこと。

    Hanaさんが京都出身と知るや、シェリーもマノージも目が輝く。ARAKU COFFEEの誕生には、京都でカフェを営むコーヒーのスペシャリストが深く関わっているからだ。その詳細については、以下のブログ内にある動画で、マノージが言及している。

    ARAKU COFFEEの母体であるナーンディ・ファウンデーションとは、ARAKU COFFEEの創業者であるマノージが、1998年に創設した非営利団体。貧困の根絶を目指して尽力してきた具体的な背景も、ブログに記している。関心のある方には、ぜひご覧いただければ幸いだ。

    ☕️「貧困の根絶」を使命に社会貢献型ビジネスを具現化。ARAKU COFFEEの足跡と背景
    https://museindia.typepad.jp/library/2021/11/araku.html

    単にランチを取るだけのつもりが、すばらしき友人知人らに会うことができて、実に有意義なひとときだった。その後は、障害物だらけの歩きにくい歩道を「早歩き」しつつ、通り沿いの店舗に立ち寄りつつ、背景や詳細を説明する。インドに限ったことではないが、「今の自分の目に見えている光景」だけで、市場調査や視察をするのは片手落ち。現状の背後にある、店の成り立ちやトレンドの変遷を知ることは、極めて重要だ。

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    それぞれの店舗の詳細や背景も記したいところだが……きりがない。サイト情報のみ、備忘録として残しておく。

    ◉ARAKU COFFEE
    コーヒーだけじゃなく、料理がとてもおいしい。クロワッサンの秀逸なおいしさに感嘆するHanaさんが、かわいい。ちなみにわたしが好きなコーヒー豆はMicro Climate。
    https://www.arakucoffee.in/

    ◉Nalli(サリー専門店)
    https://www.nalli.com/

    ◉FabIndia
    人に似合うサリーだけでなく、洋服も選ぶのが得意になった我。色柄の洪水の中から、似合う服を引っ張り出し、もはや着せ替え人形を楽しむ心境。
    https://www.fabindia.com/

    ◉Third Wave Coffe
    アルチザン・コーヒー。店内は、若者らがラップトップを広げて作業をしたり、ミーティングをしたり。長居できる環境。
    https://www.thirdwavecoffeeroasters.com/

    ◉Nicobar
    Good Earthの系列。旅をテーマにしたインテリア&ファッションのブランド。
    https://www.nicobar.com/

    ◉Magnolia Bakery
    わたしが渡米した1996年に創業のカップケーキ店。ニューヨークが舞台のドラマシリーズ、SATC(Sex and the City)で一躍有名になった。なんとHanaさんはSATCが好きだとのことで、話が盛り上がった。
    https://www.magnoliabakery.com/

    ◉Theobroma
    ムンバイはコラバ発のベーカリー。チョコレートブラウニーに始まり、焼き菓子やパンなど。
    https://theobroma.in/

    ◉Jaypore
    インドの伝統工芸やファッションなどのオンライン・セレクトショップのパイオニア。ここはその実店舗。
    https://www.jaypore.com/

    ◉Blue Tokai
    アルチザン・コーヒー。わたしが好きな豆はMonsoon Malaber。
    https://bluetokaicoffee.com/

    ◉Naturals
    坂田おすすめ、ムンバイ発の自然派アイスクリーム。賞味期限が2週間という鮮度勝負。
    https://naturalicecreams.in/

    ◉Organic World
    オーガニックの食品や日用消費財。
    https://www.theorganicworld.com/

    ◉MK RETAI
    老舗スーパーマーケット。我が案内と共に全館巡ると、インド(バンガロール)大衆の食住の傾向がつかめる。
    https://www.mkretail.com/

    ◉TANEIRA
    TATAグループ傘下のサリー専門店。
    https://www.taneira.com/

    ◉Lavonne
    製菓学校併設のカフェ&ベーカリー。夕方、別れ際に、エビフライ入りハンバーガーをシェアして食べる。食欲。</strong
    https://www.lavonne.in/

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    そもそもは、買ったばかりのバーベキュー・グリルをうまく使えるか……という実験を兼ねて、小人数で「バーベキューの予行練習」をするつもりだった。しかし、バーベキューといえば、ファミリーのイヴェント。せっかくだからと、都合の合うご家族を招いてサンデー・バーベキューを楽しむことにした。

    実は、旧居にも小さなバーベキュー・グリルがあるのだが、これまで一度しか使ったことがない。予定していた日が雨になるなど、開催の機会を逃したままだった。

    今回は男子2名にバーベキュー奉行を任命し、任せっきりに。一方、食材は参加者で分担して持ち寄った。焼きあがるまでにお腹が空きそうだったので、毎度おなじみ丸鶏のグリル(2羽)をあらかじめオーヴンで焼いておいた。その他、多すぎるほどの食材が持ち込まれて、焼くも食べるも体力勝負。

    更には今回、広大な庭を活用してもらうべく、スポーツ道具を持参してもらっていた。アメフトの指導・実技に始まり、バスケットボールにバドミントン、果てはかくれんぼに鬼ごっこと、子供たち&一部大人は、ウギャウギャと叫びながら、走り回りながら、汗だくになって遊んでいた。

    この新居に関しては、現在、見栄えのよい部分しかソーシャルメディアには載せていないが、我が家のあるブロックの周辺のヴィラは、すべて建築中。景観はよくない。100メートル以上歩いて別のブロックに行かないことには、ご近所さんがいない。つまり、ご近所迷惑を気にすることもないので、大騒ぎ放題なのだ。

    さて、今回のバーベキュー予行練習を通して、どこからともなく大量のハエが襲来してくることを学んだ。窓を開け放ちていると、室内にも大量に侵入してくる。次回は外庭のガゼボを使った方がいいかもしれない。

    雨季を除いては、概ねいつでもアウトドアライフが楽しめるバンガロール。地下の「多目的すぎるホール」に加え、広大な庭もレンタルできるなと実感した。思い切り駆け回って、思い切り食べたい時には、どうぞご利用ください。

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    土曜日の夜、バンガロール市街北部のフォーシーズンズ・ホテルに隣接するFour Seasons Private Residencesの一室を訪問した。友人のNamuが、夫のVivekと共に経営するアートギャラリー、「KYNKYNY」の展示会に招かれていたからだ。招待客は限定25名。光栄にもわたしたち夫婦に声をかけてくれたのだが、夫はあいにく出張中。Hanaさんと同行してもいいかと打診したところ、快諾してくれたことから、二人で赴いた。

    Namuとは、彼女がインディラナガールにHappy Healthy Meというオーガニックショップ&カフェを経営していたころに出会った。ここ数年、彼女が主催のVegan Marketについては、これまでわたしのソーシャル・メディアでも何度か紹介してきた。一方、2004年に創設されたKYNKYNYのギャラリーには、バンガロール移住当初に一度、訪れたきりだった。

    今回、住居での展示会を実施したのは、実際に、自宅に絵を飾ったときの雰囲気を想起しやすいように……ということである。催事用に貸し出されているその家の随所に、コンテンポラリー・アートが配されている。家具や調度品ともなじんで、実にいい塩梅だ。

    KYNKYNYは、魅力あふれる近代インド美術の世界を、より多くの人々に親しんでもらうべく、300人以上のアーティストと協調、インド国内外に作品を送り出している。この夜は、おいしいワインを片手に、初めて会うゲストたちと言葉を交わした。

    ゲストがそろったところで、Vivekによるアーティストと作品の紹介が始まった。これが本当に、すばらしかった。説明を聞く前とあととでは、絵に対する印象ががらりと変わる。何につけても背景を知れば、人間の、世界の深みが触れられ、自分の精神世界が豊かになると、再確認する思いだ。以下、備忘録を兼ねて記録しておく。本当に、いい夜だった。

    ◉ Nishant Dange/ 炭を使い、指先で描かれた、写実的な女性の顔。一方の鳥は、グラフィックデザインのような筆致で、1枚の絵に2つの表現方法が共存している。

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    ◉ Sandy Theuerkauf/ ケララのワイナードにある森(ジャングル)で育ったドイツとインドの混血のアーティスト。Vivekの子供時代からの友人だという。自然に剥がれ落ちたアカシアの樹皮を集めた作品は、思わず触れてみたくなる。顔を近づけると、焼けた樹皮の匂いがする。「まるでジャングル・ブックの主人公みたいな画家ですね」とVivekに言えば、まさに彼のニックネームは「モーグリ(Mowgli)」だという。ちなみに『ジャングル・ブック』の舞台はインドで、ジャングルとは、インド由来の言葉だ。

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    ◉ Yuvan Bothysathuvar/ タミル・ナドゥ出身のアーティストによる、目の錯覚を起こしそうな、渦巻く平坦な円。「我々はどこから来て、どこへ行くのか……」といったコンセプトも影響しているという説明に、ボストン美術館で見たゴーギャンの『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』を思い出す。タヒチの情景が、タミル・ナドゥの情景と重なる。さらには、昨年わたしが繰り返し聴いたタミル出自のミュージシャンによる『Enjoy Enjaami』のPVの情景に重なる。タミルの大地に触れ合いながら生きてきた人々の悲哀などをも語る深い歌だ。
    『Enjoy Enjaami』
    https://www.youtube.com/watch?v=eYq7WapuDLU&feature=share

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    ◉ Siddharth Shingade/ 今はもう、見ることのない懐かしい暮らし。過去の情景が描かれている。昨年、インド人青年に教わったヒラエス(HIRAETH)という言葉を思い出す。ウェールズ語で、望郷、もう帰れない場所に、帰りたいと思う気持ちなどを意味する言葉だ。マハラシュトラ州トゥルジャプール(Tuljapur)出身の彼は、この「ドア」というシリーズで、昔日の村の暮らし、女性たちの日常の営みを描く。声を上げられない女性たちを、口のない無表情で描く一方、ドアの向こうに描かれたライフスタイルは饒舌だ。トゥルジャプールは、古来、ジプシーたちが通過する土地でもあったとのことで、カラフルな衣類に身を包んだ彼らの姿もまた、絵画に影響を及ぼしているとのこと。

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    ◉ G.Subramanian/ タミル・ナドゥ州に生まれ、サウジアラビアでアーティストとして活動している彼。ガネーシャや仏陀、クリシュナなど、神々の姿が、少し子供っぽく、あるいは少女のように描かれる。そこには、小児がんにより、9歳で他界した愛娘が投影されているという。傍の鳥は、彼女の病室に毎日のように遊びに来ていた小鳥がモチーフなのだとか。

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    ◉ Gurudas Shenoy/ ここカルナータカ州の海辺の街に生まれ育った彼は、父の親友だったインド人の著名な画家M.F.フセインから、多大なる影響を受けてきた。自分自身の経験や、自然界、宇宙の姿……それら抽象的なものを、色や形で表現している。この”Spiritual Odissi”は、COVID-19のパンデミック下で、自分の精神が変遷する様子を、色彩の変化などで表現しているスピリチュアルな作品。上部中央には寺院が見える。このストーリーを聞いた途端、我が夫の経験に重なった。彼もまた、父親の急逝と、続く閉ざされた日常の中で、精神世界に目覚めた経緯がある。

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    [KYNKYNY]
    https://kynkyny.com/

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    ランチのあと、鬱蒼の緑が生い茂る裏庭を散策するのが楽しい。

    限られた時間のなかで、しかし優雅なひとときは大切。リゾート内を巡りながら、ガーデン・シティと呼ばれていたバンガロールの背景を語る。

    TAJホテルグループと、タタ財閥と、創始者の物語を語る。ペルシャから逃れてきたゾロアスター教徒の経緯を語る。インドの宗教を語る。インドの古きキリスト教を語る。

    歴史を知れば、視点は変わり、知見は深まり、好奇心が刺激される。

    昔ながらの商店街、コマーシャル・ストリートを歩く。テキスタイルの宝庫であるマイソール・シルクを訪れ、布の海を漂う。

    『インドのテキスタイルとサリー講座』を開始してから十数年。参加者にはわたしのサリーを試着してもらい、その後、「サリーショッピング」も開催してきた。100名を軽く超える人たちの買い物に付き合ってきたこともあり、その人に似合う色柄を、さっと選ぶのが、うまくなった。

    多くの人が、自分の好きな色を選ぶけれど、好きな色と似合う色は違う。もっと言えば、洋服とサリーとでは似合う色柄が異なる。多くの人が「こんな色、着たことない」といい、「こんな色が似合うなんて……!」と驚く。

    そういう様子を見ているのも楽しい。

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    ここ数年、滞っていた「リアルな」各種セミナーや買い物ツアー、あるいは市場調査や視察旅行のコーディネーションの仕事を、来年から再開しようと改めて思う。
    百聞は一見にしかず。

    どんなにブログや動画で説明しても、伝わらない迫力が、インドの日常には転がっている。パンデミックを経て改めて、リアルに体験することの尊さを実感する昨今だ。

    ◉TAJ WEST END
    https://www.tajhotels.com/en-in/taj/taj-west-end-bengaluru/

    ◉MYSORE SAREE UDYOG
    https://www.mysoresareeudyog.com/

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