インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

MUSE INDIA / HOMEPAGE

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

  • MCFmovie121s.001

    自由に空を飛べない歳月を経て、2年半ぶりの一時帰国。かつてなく、家族や友人たちと過ごす時間が大切に思えた。忘れたくないシーンを詰め込んで、7分間の動画にした。
    💃なお、無理矢理、ダンスシーンに合わせた選曲となっている。言わなきゃ気づかれない4:36の「ワープ」なシーンは、お見逃しなく!

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

  • 290163646_10225217299516707_2226214520107466636_n

    290163646_10225217299516707_2226214520107466636_n

    290163646_10225217299516707_2226214520107466636_n

    昨日、バンガロール西部郊外へ赴いた。開店翌日のIKEAを訪れるためだ。本来、開店間際の場所は混雑するから、避けたいところ。商品はオンラインでも購入できる。しかし、新居のための「実用的な」収納家具など、買う前に見ておきたかった。

    インド最大のスケールだという、途轍もなく広大な店舗に入るには、セキュリティチェックやマスクを着用が必須。館内は、平日にも関わらず、大勢の家族連れで賑わっている。今から15年ほど前、インドの各地でショッピングモールが誕生し始めたころは、「観光気分」で訪れる人たちが多かった。しかし、昨日のIKEAは明らかに違った。

    ここに来れば、とりあえずの家具調度品がすべて調達できるとあって、真剣に商品を吟味する人たちが多く見られた。インドの家づくりは、極めて困難。分散する業者をまとめて、諸々を手配する労力はかなりのものだから、インテリアデザイナーにコーディネーションを託す富裕層も多い。

    中流層が利用する街中の家具店なども、家族経営など小規模のビジネスが多い。キラナ(街中の小さな便利商店)と同様、品揃えも対応も悪くないところが多いが、いかんせん、複数の店を「東奔西走」せねばならず、時間と労力が必要だ。

    そんなインドにあって、IKEAの在り方は画期的だと、改めて思う。かなり手頃な予算から、そこそこいいお値段まで、広めの価格設定がされている商品。また、インド製の商品もアピールされ、インドの住宅事情を鑑みた商品のアプローチがなされている。

    カスタムメイドの収納棚、キッチンの棚の機能性、エンターテインメント用の設備、子供部屋用の家具など……。

    驚くほどに広いフードコートは、学食か社食を思わせる賑わい。それでなくても「人手過剰」なインドにおいて、ここで働くスタッフは軽く1000人を超えているだろうと思われる。

    家具店……とは、即ち暮らし。ライフ。地元の小売店への影響。雇用機会の発生……。その背景にも、関心が広がる。インドの人々の「ライフ」の断片を語るべく、昨日感じた諸々をレポートしたいところだが、とめどないので割愛。

    ちなみに「街中を東奔西走」する必要はなかったが、店内の広さを身を以って実感。気付かぬうちに、次々と別のコーナーに入り込んでいて、迷宮状態。ここでの買い物もまた、かなりの労力と根気を要すると実感した。

    ……というわけで、最後は、個人的な思い出話で締めくくろう。

    わたしが初めてIKEAを訪れたのは、忘れもしない1997年のニューヨーク。結婚前、夫と一緒に暮らし始めたときに、家具を揃えにきたのだ。すべての家具をわたしが組み立てる羽目に陥った遠いあの日。当時のことを、ちょうど去年のロックダウンの時期、Clubhouseで語りつつ録音し、ポッドキャストに残していた。「54分」のあたりで、夫と暮らし始めた当初の、引っ越しやIKEAで家具を購入した際のエピソードを語っている。自分で聞き直しつつ、だいぶ面白い。

    🇮🇳国際結婚、我が家の場合① 出会いは25年前のNY。なぜわたしはインドへ住みに来たのだろう。
    ➡︎https://anchor.fm/museindia/episodes/002-25NY-ev7hk8

    290201239_10225217299476706_4166893677551303243_n

    290201239_10225217299476706_4166893677551303243_n

    290201239_10225217299476706_4166893677551303243_n

    290201239_10225217299476706_4166893677551303243_n

    290201239_10225217299476706_4166893677551303243_n

    290201239_10225217299476706_4166893677551303243_n

    290201239_10225217299476706_4166893677551303243_n

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

  • 289454402_10225198506246887_5163906680833195120_n

    289454402_10225198506246887_5163906680833195120_n

    289454402_10225198506246887_5163906680833195120_n

    思い返せば、目まぐるしい数カ月だった。

    COVID-19オミクロン株の感染が落ち着きをみせ、世の中が再び動き始めた3月ごろから、日本への一時帰国の前に、なるたけ新居(別邸)を整えようと、動き続けた。

    インテリア・コーディネータがやるような仕事は、個人的には好きだし、現場監督をするのも得意な方だ。とはいえ、振り返れば、たいへんな労力を要した。遅れに遅れに遅れていた工程を、なんとか5月下旬からの日本出発までにひと段落させたくて奔走した。

    それにしても、出発の3日前に引っ越しのプージャー(儀礼)をし、「お試しステイ」をするなど、なにもかもがぎりぎりだった。

    ぎりぎりだったが、8割方を調えることができて、よかったと思う。今後は、自分に負担をかけることなく、少しずつゆっくりと時間をかけて家を育てよう。

    来週あたり、様子を見に行こう……。

    と思っていたのだが!

    世界はわたしを、じっとさせてはくれない。なんなんですかもう。

    諸事情あって、昨日は新居へ。折しもモディ首相がバンガロールへご来訪。首相が通過する道が、驚くべき突貫工事で麗しく舗装されている様子などが各所で報告されると同時に、「モディ、うちの近所も通過してくれ!」的な声が上がっている。

    なにしろ人手過剰なインド。適切なイニシアティヴと相応の技術、働き手のモチヴェーションなどが揃ったうえで本気を出せば、びっくりするような速度とクオリティで物事を成し遂げてくれる。
    ただ、滅多に(ほとんど)本気を出してくれないのが、玉に瑕。そんなにもがんばる理由が、特にないんだろうね。

    かくなる次第で、空港へのハイウェイが閉鎖されており、一般道を通過せねばならず、無駄に時間が流れる。ランチ前に予定されていた打ち合わせに間に合わず、結局、夫と二人、先日も紹介した一大スポーツセンター、THE PADUKONE-DRAVID CENTRE FOR SPORTS EXCELLENCE (CSE)へ。この施設内にあるカフェレストランAmiel Gourmetの料理は本当においしいのだ。

    昨日はサラダに「本日のおすすめ」な、マッシュルームのラビオリ、そしてチキンバーガーをシェア。ラビオリはあまり好みではなく、普段はあまり注文しないのだが、これはトリュフオイルの風味もよく、とてもおいしかった。3匹の子猫たちもいて、かわいかった。

    予定より遥かに時間がかかったあげく、夕暮れ時。帰路はハイウェイも開通していて速やかに戻れた。

    3週間の旅の記録を整理したり、思うところをまとめたり、動画を作ったり……。ひとつひとつ、丁寧に片付けよう。記録は財産だと、わたしにとってだけでなく、わたしに関わってくれた人たちにとっても……ということを、今回の旅でも痛感したから。

    ところで本日は、モディ首相が国連に提唱し、採択されたところの「国際ヨガの日」。詳細は以下のブログに記している。今日は少し、ヨガをやろうかな。

    ◎今こそ古来の叡智を見直そう。インド政府「AYUSH省」サイトが役立つ
    ➡︎https://museindia.typepad.jp/bangalorenote/2020/04/ayush.html

    289558734_10225198506126884_8945044854214062683_n

    289558734_10225198506126884_8945044854214062683_n

    289558734_10225198506126884_8945044854214062683_n

    289558734_10225198506126884_8945044854214062683_n

    289558734_10225198506126884_8945044854214062683_n

    289558734_10225198506126884_8945044854214062683_n

    289558734_10225198506126884_8945044854214062683_n

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

  • 288991179_10225188137187667_8192190050581561280_n

    288991179_10225188137187667_8192190050581561280_n

    288991179_10225188137187667_8192190050581561280_n

    バンガロールの陽光心地よく、たちまち日本が遠のく日曜の午後。
    記録を残しておきたい衝動とは裏腹に、眠い。
    昨日も今日も、8時間は寝ているのに、眠い。
    猫らと昼寝、しようかな。
    🍜
    今回の日本旅。見事に買い物がおざなりだった。
    そもそも、未だ日本からインドへのEMS(国際スピード郵便)が復旧していないのが大問題。
    インドから日本へは、もうだいぶ前から航空便で小包が送れるというのに。
    いつもは福岡で買い物をして、EMSで発送していたが、今年は3〜4カ月かかる船便しかないため、書籍などしか送られず。
    🍜
    PCR検査のために赴いた福岡空港国内線のターミナルで買った、夫へのお土産。
    すまない、夫。
    ふざけてるけど、それなりに高品質よ。
    ちなみにわたしは、ZURUZURUするの、好きじゃない😅
    🍶
    東京のホテルの近くにあった「熊本館」で、熊本の酒を買っておいてよかった……と思ったが、今回は直行便だから成田空港で買うこともできたのだと、空港に到着して気づく。
    久々の旅は、諸々、要領も悪かった。
    が、いいのだいいのだ。今回、買い物は、ほとんどおまけ。無事に帰国し、たくさんの人に出会えたのだから、それで十分なのだ。
    さて。昼寝しよう。

    289226136_10225188137267669_1849552261191713145_n

    289226136_10225188137267669_1849552261191713145_n

    289226136_10225188137267669_1849552261191713145_n

    289226136_10225188137267669_1849552261191713145_n

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

  • Cc0e21fa-d5d1-4dd4-a2fe-b8fe5fe4967c

    現在6月18日の午後。昨日未明に、バンガロールに無事帰還した。久々に夫や猫らに再会し、荷解きなどをするうちにも、たちまちインドの現実になじむ。3週間の日本旅。記憶の鮮度が損なわれぬうちに、この週末は心身を休めつつ、募る記録をできるだけ、残しておこうと思う。

    さて、日本滞在最終日の6月15日。午前中のアエラの取材を終えた後は、買い物や荷造りなどをする。その合間にも1時間のマッサージも受けるなど、極力、体力の温存につとめる。

    IMG_9120

    IMG_9120

    IMG_9120

    IMG_9120

    IMG_9120

    IMG_9120

    IMG_9120

    IMG_9096

    IMG_9096

    IMG_9096

    IMG_9096

    IMG_9096

    IMG_9096

    その後、小雨降る中、銀座を散策。「ここに数日泊まりたい」とさえ思える最高の場所、GINZA SIX にある「銀座 蔦屋書店」で30分ほど過ごしたあと、待ち合わせの場所へ……。

    Cc0e21fa-d5d1-4dd4-a2fe-b8fe5fe4967c

    Cc0e21fa-d5d1-4dd4-a2fe-b8fe5fe4967c

    Cc0e21fa-d5d1-4dd4-a2fe-b8fe5fe4967c

    向かうは「アンドラ・ダイニング」という南インド料理店。なにゆえ、インドへ帰る前夜に、敢えて南インド料理を選んだかといえば、それはもう、それ以外の選択肢を考えられなかったからだ。

    約一年前、インドにてデルタ株が大感染し、ロックダウン生活を余儀なくされていたころ。ソーシャルメディアを通して知り合った、南インド料理店を営む真更薫(まさらかおる)氏と、女性向けダイエットサロンを経営する妻の早紀さんにお会いすることになっていた。

    お二人に会えば、否応なく南インド料理の話になるだろう。そうなると、どんな料理を食べていても、脳内にスパイスの香りが広がって、その料理の味に集中できないだろう……と予測し、敢えてインド料理店を提案した次第。わたしが日本滞在中にインド料理を食べるとは、極めて画期的な選択である。

    銀座には、驚くほどたくさんのインド料理店がある。その中から選んでもらった店がアンドラ・ダイニングだった。

    本当であれば、真更薫のお店「巡るインド」に伺いたいところではあるが、千葉県いすみ市という場所にあり、それなりに遠い。お二人には銀座まで来ていただいた次第。

    🍛

    薫さんは、過去、旅先を決めるに際し、刺激的な場所に……ということで、インドのバラナシを選ばれた。そこでインド料理のおいしさに開眼、帰国後の日本でも、多くのインド料理店を巡ったという。その後、スリランカやインド各地でインド料理を食べ歩き、やがてたどり着いた南インドのタミルナドゥ州。

    同州のカライクディとい場所にある「ザ・バンガラ」というホテルで、伝統的なチェティナード料理を学び、自分のお店を開業することにした……といったお話を、昨年、Clubhouseなどでお聞きしていた。

    バナナの葉の上にいくつもの料理を載せる南インドの定食「ミールス」をして、「味覚の銀河のようだ」と喩えられていた言葉が印象的だった。

    薫さんとは、以降、折に触れて、ソーシャルメディア上で言葉を交わしていた。実は今年2月、ご自身のお店の開業を前にして、「ザ・バンガラ」で数週間、修行をされるご予定だった。その際、バンガロール国際空港を利用されるとのことだったので、バンガロールでお会いする約束をしていた。

    ……にも関わらず、オミクロン株の流行で、旅を断念せざるを得ない状況に。もんのすごく楽しみにされていた分、もんのすごく落ち込まれていたので、お電話でお話をしたり、お店の開店に必要なインドの食器などの配送手続きをお手伝いしていたのだった。ちなみに薫さんは、荷物が届いた時の感動を伝える動画を作ってくれていた。

    妻の早紀さんとは、今回初めてお話ししたのだが、やはりInstagramでお仕事のご様子なども拝見していたので、初対面ながらも、とても親近感を覚えた。

    ご夫婦は、わたしの自分史動画「世界を旅し、海外に暮らし働く」シリーズをご覧になり、また拙著『街の灯』もお読みになっているということで、我が若かりし日々の概要もご存じ。初対面ながら、わずか数時間の間にも、核心をついた会話ができて楽しかった。

    早紀さんは、わたしがフリーランスになった年齢と同じころに独立され、また薫さんは、わたしがニューヨークで出版社を起業した年齢と同じころにお店をオープンされているとあり、諸々話題は尽きず。

    お二人のバックグラウンドから、現在の道を選ばれた背景も非常に興味深く伺った。早紀さんは、栄養専門学校を卒業されたあと、老人ホームやスポーツジムで栄養士をされていたという。また、ヒップホップ系のダンスもされているほか(すごくかっこいい。習いたい😁)、スポーツジムでのトレーナー経験もおありとのこと。

    昨年オープンされたダイエットサロンは、『食べるって楽しい! 我慢しないでサイズダウン』がコンセプトのことで、Instagramでも興味深い投稿をされている。近所だったら通いたいと思えるプログラムの内容だ。

    わたしが食生活の重要性を肌身に感じたのは、結婚後、35歳をすぎてからと、なかなかに遅い。あちこちで言及してきたが、20代の東京在住時代は、タバコを吸い、ユンケルやリゲインなどを飲みまくり、食品添加物だらけのインスタント食品やチープな出前が中心の劣悪なライフスタイルだった。

    若かったから、生き延びていたが、常時、腸の具合が悪く、腰痛などもひどかった。精神状態も悪かった。今、わたしの周囲には、若い時期に健康的な食生活の重要性を認識され、それを仕事(ライフワーク)にされている方が少なくない。とても喜ばしいことだと思う。

    わたしは、子ども時代から現在に至るまで、半世紀以上に渡り、日本で、米国で、そしてインドで……と、「食の人体実験」をしてきたようなものだ。そんな経験もまた、新しい世代とシェアできればと、改めて思う夜だった。

    ところでアンドラ・ダイニングの料理だが、まるでバンガロールの近所の店で食べているような気分になる、極めてオーセンティックな味わいだった。夕飯のミールスに朝食のドーサやワダがついてくるメニューがあるのと、ラッシーに氷が入っていたのを除けば、ほぼ南インドだった。おいしくて、満たされた夜だった。

    お二人とは、きっといつか、バンガロールで再会できることだろう。楽しみだ。

    ◉南印度料理 巡るインド

    ◉WOMENSダイエットサロンSimpet -シンプエット-

    ◉ANNAPURNA ~マルハン家の食卓~
    動画で発信/食と健康 (4) 2020年ロックダウン時に初めて作った個人チャンネル発信の動画数本。動画編集は勉強不足で稚拙だが、内容は濃い。

    ⬇︎日本旅3週間を詰め込んだ動画。どうぞお楽しみください💝

     

    【追記】

    一時帰国を終えて、バンガロールに戻って数日後。夫妻からメッセージが届いた。千葉県にお住まいのお二人は、わたしが成田から飛んだ日、空港まで見送りに来てくれたそうなのだ。無論、お会いしたわけではないのだけれど。

    送っていただいた写真を見たら、わたしが機内から撮影したあたり、にいらした様子。通路側に座っていたにも関わらず、夕日が美しかったこともあり、ぐいっと撮影したのだった。お隣の方に「失礼……!」と言いながら。

    これは、お互いに、見えていたんだろうな……😁

    とてもうれしかった。

    IMG_9181

    IMG_9181

    289356990_348887994037897_8826055006732372095_n

    289356990_348887994037897_8826055006732372095_n

    289356990_348887994037897_8826055006732372095_n

    289356990_348887994037897_8826055006732372095_n

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

  • IMG_9054

    6月16日木曜日。今、成田発、ベンガルール(バンガロール)行きのフライトの中だ。移動中の機内で旅の記録を綴るなどということは、かつてない。それほどまでに、この2年半ぶりの故国での滞在は、わたしにとって書き留めておきたい衝動を与えるものだったのだと、改めて思う。

    今回、毎日のように予定を入れていたことに、懸念を抱いていないわけではなかった。無理をしていい年齢ではないのは重々承知。しかし、東京の滞在中、疲れを感じることなく楽しめ理由の一つは、利便性高く快適で、さらには懐かしくも恋しいマンハッタンを感じさせてくれるホテルのおかげだろう。

    朝晩、湯船に浸かり、毎晩7~8時間は寝心地のよいベッドでぐっすりと眠った。昨日の午後は、ホテル手配による最寄りサロンからのマッサージ出張サーヴィスにも来てもらい、リラックスできた。

    今後の定宿になるであろう「ザ・ゲートホテル東京」については、後日、改めて書き残しておきたい。

    さて、昨日の朝は、元ミューズ・クリエイションのメンバーだった真梨子さんとホテルのラウンジで待ち合わせをしていた。一時帰国の直前に、取材の依頼を受けていたのだ。

    彼女はバンガロールに帯同赴任される前、朝日新聞の記者をされていた。インド生活、ご出産、新型コロナ禍を経て、この4月より約5年ぶりに職場復帰。現在はアエラの編集部に所属しているとのこと。今回、インドに関する記事を担当されるということで、その取材を受けた次第。

    ミューズ・クリエイションは、ハンディクラフトやコーラス、ダンスなどのチームに分かれて活動していたが、それ以外にも、そのときどきで有志を募っての別途活動も実施していた。中でも「EduMuse」の活動は、短い実施期間ながらも、その成果をオンラインに残すことができたという意味において、非常に有意義だった。

    彼女は、他の有志メンバーと共に、「EduMuse」の集いにも積極的に参加。中でも「帯同ヴィザでインド赴任。働きたくても働けない妻の課題」をテーマにした座談会などは、海外赴任をされる方々にはぜひともご一読いただきたい内容だ。

    バンガロールのオリジナル便利マップなどは、情報が古くなっているので改訂が必要だが、それでも参考になる情報はたっぷり。ぜひ目を通していただきたい。

    🇮🇳インド生活に役立つオンライン情報誌『バンガロール・ガイドブック』
    ➡︎https://lit.link/en/bangalore

    ところで、真梨子さんご一家は、2020年3月、新型コロナの感染拡大により、世界各地の旅の扉が閉じ始めていたころ、まさに、閉じかけた扉をすりぬけるが如くぎりぎりの便でご帰国された。
    しかし、問題はそれだけではなかった。折しも真梨子さんは第二子をご懐妊中で、安静を要される体調でいらした。そんな中、一時帰国されていたご主人が日本滞在中に、感染拡大が深刻化、「インドに入国できないかも!」の事態に。真梨子さんは、身重でありながら、帰任に向けてのお引っ越しなど、怒涛のような日々を送られていた。

    帰国後は、無事に第二子をご出産され、ご家族みんなお元気な様子。ちなみに2020年のオンラインによるミューズ・チャリティフェストでは、STUDIO MUSEの子ども向け動画に参加してくれている。

    IMG_9143

    IMG_9143

    彼女に限らず、あのとき、別れの挨拶もできないまま、一時帰国のつもりで帰られたが、そのまま本帰国になったメンバーも少なくなかった。そういう混沌と宙ぶらりの気持ちのまま、インドを離れた人も少なくなかったことを改めて思い返す。

    今、彼女の帰国前日、バンガロールに残っていた「EduMuse」のメンバーとのランチ会の写真を発掘した。すでに外出禁止令が出始め、「ソーシャル・ディスタンス」が叫ばれ始めていたころ。牛が道路を闊歩し、食事をしたホテルのダイニングはガランとしていた。いろいろと、思い返せば、泣けてくる。みんな、元気かなあ……。

    🌸

    思い出は巡る。取材以外の話で盛り上がりがちなのを軌道修正しつつ、いかようにでも編集しやすいように、当該のテーマについてをダ~ッとお話しし、素材をご提供する。

    それにしても、だ。

    東京の人口は1000人くらいしかいないのか? 

    というような、またしても奇遇があった。実は取材の前日、眞代さんから写真が送られてきた。それは眞代さんと真梨子さんがセルフィーで写っているものだった。

    わたしはてっきり、真梨子さんがインド関連の取材で眞代さんにもコンタクトをとっていたのだろうと思っていたのだが……違った。だいぶ違った。

    真梨子さんが、新大久保を歩いていたら、見覚えのある人物を発見。わたしの最近のソーシャルメディアを見ていた彼女は、マスク越しにも関わらず、眞代さんの顔を確認できた模様。しかし自信が持てなかったため、しばらく見失わないよう、後をつけつつ、スマホでわたしの投稿を見て検証しつつ、眞代さんの風貌を再確認。

    写真内で眞代さんが履いていたサンダルと、その日着用していたものが一致したことから、眞代さんと確信。ドラッグストアに入っていった彼女を確保、声をかけたという。

    てかさ、人違いでもいいから声かけなよ! 怪しいだろうよ! という話だ😂

    そんな次第で、二人が出会い、たまたま眞代さんも時間があいていたということで、二人でランチを共にしつつ、インド関係ということで、眞代さんからもお話をお聞きしたのだとか。

    新大久保といえば、今から30年ほどまえ。フリーランスになったばかりのわたしが編集に関わっていた四ヶ国語情報誌『We’re』の編集部があったところで、わたしは足繁く通っていた。時空を超えるご縁の強さに、驚かされるばかり。

    IMG_9143

    それはそうと、真梨子さんが別れ際に「あ~、『ニャエラ』持ってくればよかった!」と後悔されていた。ニャエラ? なんじゃそりゃ。サイトで確認するに、我が家のROCKYとJACKを足して2で割ったような顔をした猫が表紙を飾っている。そんな魅惑的な雑誌がアエラ編集部から発行されていたらしい。欲しかった。確かに欲しかった。

    もしも『ニャエラ』が再び発行される暁には、なんとしても我が家の4猫を紹介してほしい。インドの猫事情、ペット事情、動物事情についてなら、いつでも取材を受けますと、そこは強く念をおして別れたのだった。

    すっかり長くなってしまった。……寝る。

    (追記)真梨子さんの長女のお名前は「真遥(まはる)」さん。他でもない、タージ・マハルから取られたということ。インド風味しかない。真遥さんは、いつか必ず、バンガロールに来たくなることだろう。いつでも待ってるよ!

    91rN3Q4XywL

    ⬇︎日本旅3週間を詰め込んだ動画。どうぞお楽しみください💝

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

  • IMG_9020

    小雨が降る蓮光寺にて、スバス・チャンドラ・ボースに思いを馳せながら、一人静かに、30分あまりを、過ごした。その後、新宿で途中下車し、ランゴリー(Rangorie)のポップアップ・ショップに立ち寄る。

    IMG_9028

    IMG_9028

    ランゴリーは、インドの伝統柄をあしらった下着やカジュアル・ウェアを生産販売するブランド。株式会社リコーの新規事業創出のプロジェクトの一環として2020年に誕生した。インド農村部に住む女性の雇用創出を目的として、現地のNGOと連携。女性縫製職人による小規模縫製工場の立ち上げを支援、生産を依頼しているという。

    わたしは昨年、Twitterを通してランゴリーの活動を知り、感銘を受けた。ゆえに、インドのアマゾンを通して下着を購入していた。

    その後、プロジェクトに関わる方々ともTwitterで繋がっていたことから、ちょうど今、新宿でポップアップ・ショップが開店していると知り、立ち寄った次第。あらかじめネットで気になっていた木綿製のカジュアル・ドレスを購入した。フリーサイズにつき試着したいところだったが、サリーを着ていたので、「入るだろう」と見込んで購入。

    入るには入った。しかし正直、ややきつめ、ではあるが、木綿で快適、袖口のデザインがかわいらしく、孔雀柄のテキスタイルも魅力的。あと2、3キロ、絞ればノープロブレム……なはず!

    ◉ランゴリー RANGORIE
    ➡︎https://rangorie.ricoh/

    夜は、銀座のエルベという欧州料理店へ。白馬出身の男子3名との夕食だ。3人のうちの一人、村田氏は、前職に在籍中、研修で8カ月ほどバンガロールに滞在していた。

    たまたま、彼が我が家の近所に住んでいたということもあるが、ミューズ・クリエイションの活動をはじめ、セミナーその他、さまざまな行事に積極的に参加してくれた。

    行事以外でも、何かにつけて、我が家で、飲み食いしていた。だからわたしの記憶の中では、バンガロールに2、3年いたんじゃないか、という印象だ。そんなご縁もあり、彼がインドを離れてからも、折に触れて連絡を取り合っていた。

    2020年に実施したミューズ・クリエイションのオンラインイヴェント、「座談会動画」にも参加してくれたことから、STUDIO MUSEチャンネルにも動画が残っている。

    その彼が、故郷の白馬村(長野県)で、幼馴染の田口氏と田中氏と3人で、新たな潮流を生み出すべく活動を開始、その手始めとしてブリュワリーを創業するという。

    昨年、彼らが実施していたクラウドファンディングのサイトで内容を確認、活動に賛同したことから、わたしも支援していた。

    そのリターンのひとつに「プロジェクトメンバーとのディナー券」があったため、今回、利用した次第。年内にはブリュワリーも完成するそうなので、来年は、さらなるリターン「白馬村内宿泊施設(入山登)の宿泊券1泊分(ツインルーム夕朝食付き1~2名分)」も利用させてもらう予定だ。

    IMG_9008

    IMG_9008

    IMG_9008

    IMG_9008

    諸々、書きたいことが募るが、今、空港のラウンジで、そろそろ搭乗せねばならない。昨日と今日の出来事は、バンガロールに帰ってから記すとしよう。

    それにしても、なんと実り豊かな2年半ぶりの日本だったことだろう。本当に、有意義で充実していて幸せな日本滞在だった。会いに来てくれたみなさん、ありがとうございます。

    ◉白馬ビールを製造するブリュワリーを作りたい!地元出身の幼なじみが地域活性化に挑戦
    ➡︎https://camp-fire.jp/projects/view/451902

    IMG_9038

    IMG_9038

    ⬇︎日本旅3週間を詰め込んだ動画。どうぞお楽しみください💝

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

  • IMG_8648

    IMG_8648

    IMG_8648

    IMG_8648

    Subhas Chandra Bose devoted his life to the Indian independence movement. Why is he still waiting in a corner of Tokyo, unable to return to his home country India?

    He is said to have died in an accident at the airport in Taipei on August 18, 1945. His remains were then entrusted to this Renko-ji Temple via Asha’s (Asako’s) mother.

    To this day, there has been no verification as to whether or not they are really Bose’s remains. Even though the Presidents and Prime Ministers of India have visited here.

    There may be various political circumstances. But already, an immense amount of time has passed. Please let him go back to India!!

    インドの独立を獲得するために戦った、スバス・チャンドラ・ボース。第二次世界大戦中、彼が率いるインド国民軍と日本軍との結びつきは深かった。

    彼は、1945年8月18日、台北の空港で事故死したとされている。その後、彼の遺骨は朝子(アーシャ)の母親を経て、この蓮光寺に託された。

    本当にボースの遺骨なのかどうか、検証がされないまま、今日に至る。インドの大統領や総理大臣が、ここに参拝してきたにもかかわらず。

    どうして、いまだに、インドへ帰ることができないのか。諸々の政治的な事情もあるのだろう。しかしもう、絶大なる歳月が流れた。

    彼をインドへ、お連れしたい。

    IMG_8778

    IMG_8778

    IMG_8778

    IMG_8778

    IMG_8778

    IMG_8778

    IMG_8793

    IMG_8793

    IMG_8793

    IMG_8793

    IMG_8793

    IMG_8793

    ⬇︎日本旅3週間を詰め込んだ動画。どうぞお楽しみください💝

    ⬇︎パラレルワールドが共在するインドを紐解く/セミナー動画 ④明治維新以降、日本とインドの近代交流史〈後編〉第二次世界大戦での日印協調/東京裁判とパール判事/インドから贈られた象/夏目漱石

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

  • IMG_5373

    IMG_5373

    IMG_5373

    IMG_5373

    IMG_5373

    本日、6月16日木曜日。先ほど荷造りを済ませ、レイトチェックアウトの手続きをしたところだ。夕方、成田からバンガロールへと飛ぶ。インドに戻れば、たちまち日常の渦に巻き込まれるに違いない。ランチまでの時間、ここ数日のことを簡単に残しておきたい。

    一昨日は、インド独立の志士「朝子」の著者である笠井氏と、かつてデリーに駐在されていた日経新聞の岩城氏とランチを共にした。

    インド人の両親の元、日本で生まれ育った朝子(アーシャ)さん。インド独立の革命家であるスバス・チャンドラ・ボースが率いるインド国民軍の婦人部隊に入隊された。今年に入り、ご縁があって、現在94歳になられる朝子さんと数回、お目にかかった。そのときの記録や動画はしっかりと残しているので、ご覧いただければと思う。

    笠井氏が朝子さんを知る契機となったのが、岩城氏との出会いだということを知り、不思議なご縁を感じた。というのも、我々夫婦と岩城さんご一家は、11年前の2011年のディワリ休暇の際、ゴアにて、たまたま同じリゾートホテルに滞在。夕暮れのビーチで初対面のご挨拶を交わしていたのだ。

    その数カ月後、わたしがデリーに赴いた際、「ビーチのご縁」ということで、OLIVE BEACHというレストランでランチを共にしたのだった。

    一昨日は、岩城さんのオフィスに近いパレスホテルのダイニングで待ち合わせ。サリー姿のわたしは、またしても、ホテルのインテリアといい感じでコーディネートされている(よくある出来事)。
    今回の帰国に際しては、杉並区にある日蓮宗の寺院「蓮光寺」へ赴こうと決めていた。ここには、今なお、スバス・チャンドラ・ボースの遺骨が眠っているのだ。ゆえに、サリー姿にした次第。

    IMG_8625

    IMG_8625

    IMG_8625

    IMG_8625

    偶然の出会いが連なって、今、こうして東京の地で3人が食事を共にし、その数時間後に蓮光寺へ赴くことになったのもまた、我が運命、見えない力で導かれているとしかいいようがない。

    お話は尽きず、書き残しておきたいことも尽きず、しかし時間は流れる。いつかバンガロールでお会いできることを楽しみに……。

    ◉笠井亮平
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%A0%E4%BA%95%E4%BA%AE%E5%B9%B3

    🇮🇳インド独立の志士「朝子さん」に関する記録(動画など)
    ➡︎https://museindia.typepad.jp/library/asako/

    57CB3942-3CC5-4130-AF79-A3CD5E02F371

    57CB3942-3CC5-4130-AF79-A3CD5E02F371

    ⬇︎日本旅3週間を詰め込んだ動画。どうぞお楽しみください💝

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

  • IMG_8491

    IMG_8491

    IMG_8491

    人々と、リアルに出会うこと、再会することが、いかに大切かが身にしみたCOVID-19パンデミックの経験。

    今回は、ひとつひとつの出来事がとても大切に思えて、だから時間の隙間を縫いつつ、極力、記録を残している。忘れたくないから。

    昨夜は、ミューズ・クリエイションを結成した2012年当初からメンバーだった、クワイア(チーム歌)の初代リーダー清美さんと9年ぶり、そしてSAREESのヴァイオリニストでおなじみの恵美子さんと3年半ぶりに再会! しかし、会えば歳月の流れが一瞬にして飛んでしまう。バンガロールでの思い出話から、その後のそれぞれの人生、直面してきた諸々など、シリアスな話題が多かったはずなのに……なぜかいちいち大笑い。

    幸い、恵美子さんが選んでくれた「化学調味料不使用」のヘルシーなヴェトナム料理店が、全体的に賑やかで助かった。静かな店での再会は危険すぎる。それに、料理もまた非常においしかった。今回は、みなさんそれぞれに、お店の選択を考えてくださってありがたい。

    ミューズ・クリエイションでは、毎週金曜日を活動日にして、拙宅をオープンハウスにしていた。集いが終わった後、ハズバンドの帰りが比較的遅く、子供がいない人たちが残って「放課後ミューズ」と称し、ビールを飲みつつ語り合う……ということもしばしばやっていた。みんなで盛り上がっていると、アルヴィンドが帰ってきて、うれしそうに合流したものだ。

    ティータイムのために作っていた手作りのお菓子を食べながら、放課後メンバーと語り合うのが楽しい様子だった。そういえば、おやつを残し忘れようものなら、真剣に憤慨していたな……笑

    IMG_8516

    IMG_8516

    食事のあとは、マンハッタンなムード満点の我がホテルのラウンジに場所を移す。アルコールは控えめに……と思いつつも、米国在住時、特別な出来事があったときに頼みがちだった「マティーニ」を注文。久しぶりに飲んだら、すっかり酔っ払ってしまったが、それはそれで、本当に心地よく。

    10年間のミューズ・クリエイションの活動。228名もの人々と行動を共にするに際しては、それなりに紆余曲折があった。しかし、振り返れば何もかもが、かけがえのない経験。こうして久しく付き合える友らに出会えたこともまた、人生の宝だと切に思う。

    ⬇︎日本旅3週間を詰め込んだ動画。どうぞお楽しみください💝

    にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

    IMG_8480

    IMG_8480