インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

MUSE INDIA / HOMEPAGE

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

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    所用があり、朝から夫と二人、市街西部へ。帰路、「ドーサでも食べようか」とのことになり、久しぶりにSAMRATへ。

    この店を初めて訪れのは2004年。インド移住の前年、ワシントンD.C.に暮らしていたころだ。振り返るに説明のつかない、インドの磁力に引きつけられて、嫌がる夫を説き伏せつつ、インド移住を画策していた日々。

    移住が確定したわけでもないのに、当時、増えつつあった夫のインド出張に同行。妻は、不動産物件を巡るなど「ライフスタイルの視察」を徐々に始めていた。

    そんなある日。オートリクショーのドライヴァーに勧められて、滞在していたタージ・ウエストエンドホテルにほど近いこの店を訪れた。レースコース・ロード沿いにあるSAMRAT。ホテルの朝食で出される「上品な」ローカルフードとは異なる、ギー(精製バター)の存在感もどっしりと、食べ応え満点の土地の味に感嘆した。

    バンガロールに移住した当初は、市街西部に暮らしていたこともあり、折に触れて訪れていたが、東部に引っ越してからは疎遠になっていた。10年ほど前にローカルフード探検隊で訪れたあとは、ミューズ・クリエイションのメンバーと最寄りのアートスクールが会場のバザールに行く前に訪れたのが最後だったか。

    ドーサが出される時間帯が微妙にややこしく、今日も20分ほど待ったのだが、その間に、我が好物のワダ(Vada)を頼む。このドーナツ風の揚げもの。ウラド豆を主原料に、玉ねぎや各種スパイスが控えめな隠し味として調和している。揚げたてのそれをココナツチャトゥネをつけて食べる。サンバルで合いの手を入れる。

    おいしい。……おいしい。

    一瞬「がんもどき風?」と思わせておきながら、実は全然違う旨味がある。ちなみにわたしは当初、ワダの魅力に気づくことができなかった。4、5回目、突然に、その深みある魅力を実感したという経緯がある。

    揚げたての、こんなにもっちりと食べ応えあるワダを食べるのは久しぶりだ。

    揚げたて。これは必須条件。そしてわたしの場合、「しゃばしゃばした水気の多い」ものではなく、「比較的ドライ」なココナツチャトゥネを好む。

    ワダを食べ終えたところで、目に飛び込んできたよそ様のプーリー! 1皿に3個という贅沢さ。「カロリー」という囚われを忘れさせる魅惑的な形状。夫と顔を見合わせ、思わず追加注文。

    手を油でギトギトさせながら、揚げたてのもっちりパンを味わう。もうすでにお腹いっぱい。インドのヴェジタリアン食の底力だ。

    ここまでを朝食ということにして、ドサからがランチだということにする。

    黄金色に輝くドーサ。筒状に巻かれるものあり。クリスマスの三角帽子のように立体的なものあり。しかしこの店のそれは、無造作な折り曲げ三角。その姿は「どっしりとした食べ応え」を物語る。

    ちなみにこれは、マサラ・ドーサ(スパイス風味のポテト入りドサ)。我が家は、「クリスプさ」を保つべく、通常は巻き込まれているポテトを「別添え」で出してもらう方針だ。

    個人的には、薄くて巨大な「ペーパードーサ」が好みだが、たまにはこのどっしりも悪くない。

    ところでドーサは、前述のウラド豆とコメで生地を作り、一晩寝かせて軽く発酵させたあと、焼く。発酵食は身体によい……といいたいところだが、これは油脂が多すぎて、諸々、駆逐されている気がする。

    最後にサウス・インディアンコーヒーで締め括り。フルーツジュースやラッシーもおいしく、また練乳キャラメル風もお勧めなのだが、本日はスキップした。これ以上食べたらもう、夕飯分のカロリーすら補えてしまう。

    約10カ月の引きこもりを経て、外出が新鮮に思える昨今。過去を反芻するも愉し。

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    【SAMRAT の思い出】

    2004/ローカル食堂でのドサ、初体験の記録

    2011/ローカルフード探検@SAMRATでドサ三昧

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    ◉2021年3月9日/朝の散歩TALK🌱ブログの記事とリンクした内容です

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    ここ数日は、ジェンダー論や女性の社会進出に関する話題ばかりを追っていたが、個人的には、これまでの人生「男に生まれればよかった」とか「女だからうまくいかなかった」といった事態に直面したことはあまりない。

    あるにはあるが、それが致命的に人生に悪影響を与えたというケースは、ない。

    そんな次第で昨日は、女性に生まれてよかったを実感する(いや男でも同様のことを体験できるとは思うがしかし)、午後を過ごした。

    件のYPOが主催する今年の国際女性デー企画は、市内のお洒落なビューティーサロンを貸し切ってのビューティートリートメント三昧だった。

    2日間に亘って、時間制で6人×6スロット。合計36名のメンバーがラグジュリアスな時間を愉しんだ。わたしは昨日の午後、2時から5時ごろまで。フォーラムの女子友4人がそろって、まさにSex and the City状態。

    まずはヘアカット。日本に一時帰国して以来、1年半ぶり(!)に切ってもらう。ロックダウン中、自分でレイヤーを入れたりもしてみたけれど、いずれにせよ放置状態だった。

    ヘアカットにヘアパック、フェイシャルパックにペディキュア&マッサージ……。

    昼間からワインを飲みつつ、チーズやスナックを味わいつつ、なんとも華やいだひととききを過ごした。

    ちなみにわたしは昨日から、実験的に「朝の散歩時のClubhouseトーク」を始めた。その日の朝の気分によって、話すか話さないかを決める。話す内容も朝、考える。

    今日は、昨日の経験を語るべく、自分の声だけを録音しつつ語った。そして、その音声を、ブログにアップロードした。

    実は以前から、文章に書くよりも、しゃべる方が伝わると思うことが多々あり、Podcastのようなものを始めようかと思っていたこともあった。Youtubeだと見た目のセッティングもせねばならぬので、敷居が高め。

    声だけであればいつでも可能と思う一方、一人語りを録音するのに、今一つの契機が見つからなかったのだが、Clubhouseを通して誰かが聞いてくれていると思うと、話そうというモチベーションがあがる。

    Clubhouseを起動しているiPhoneで録音すると、Clubhouse側から警告がでるという話なので、古いiPhoneを首から下げ、VoiceMemosを起動して語ってみた。結構、きちんと録音できている。それを下部にアップロードしている。これならば、ルールに抵触しないはず。

    30分余りの一人語りだが、聞き直してみたところ、文章に書くよりもはるかに、臨場感たっぷりに、多くの要素を伝えることができている気がする。以下の内容を、ランダムにあれこれ話している。関心のある方は、お時間のあるときにでも、お聞きください。

    *BLOWN SALON/ Food & Beverage https://www.blown.co.in/

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    〈TOPICS〉

    ・オンラインイヴェントも多彩。インドの国際女性デー、このごろのトレンド
    ・インドならではのサーヴィス展開。昔ながらのビューティーサロン事情。
    ・男性も来るんです。フットケアやヘッドマッサージを受けに。
    ・インド都市部、富裕層女性の「大まかな」トレンド。デリー、ムンバイ、バンガロール。
    ・ビューティーサロンで行われたサーヴィスの詳細。
    ・ヘアスタイリストは、北東インド、ナガランド州コヒマ出身のビューティシャン。
    ・家族親戚の協調が強い。おばあちゃんの知恵を尊重する青年の話。
    ・インドのCOVID-19現在。AAROGYA SETUというアプリは、感染者数報告機能から、今はワクチン接種の動向告知。
    ・わたしも明日、ワクチンを受けます。
    ・使用されているのは、ケラスターゼ(フレンチ・コスメ)。個人的にはアーユルヴェーダ的自然派コスメが好きなのだが。
    ・インドに移住してから「ケミケミ」(坂田造語)するものが苦手になった。ケミカルっぽいもの。
    ・出されたスナックの説明。インドの美味チーズ事情。インド産モッツアレラチーズがイタリアに輸出されていたりもする。
    ・フレンチワインを飲みながら……。ロゼワインのトレンドはインドにも。
    ・毎年、渡米する際に立ち寄る欧州都市での話など。インドのスパークリングワイン事情。
    ・日本で働いていたころ。女性たちとの交流が、実はわたしにとって難しかった。むしろ足を引っ張られた経験の方が心に刻まれている。
    ・わたしは個人的に女性だから不利だと思った経験は、なかった。いや、あったかもしれないが、男に生まれればよかったとは思わない。
    ・Sex and the City。ニューヨーク在住時、ちょうどHBOで放映されていた時のエピソード。
    ・日本の結婚式とインドの結婚式の絶大なる違い。インド富裕層のパーティ事情断片

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    ◉2021年3月9日/朝の散歩TALK🌱

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    この週末は、国際女性デーにまつわるオンライン・カンファレンスやトークイヴェントなどが催されていた。今朝も早くから、ソーシャルメディア上で、さまざまに、国際女性デーをアピールする投稿が続いている。

    この1年のうちにも、オンラインを通しての人々との交流が一般化し、国境を越えて世界各地の人たちの声を聞けるようになったことは、実にありがたい。

    男女平等。

    正直にいえば、わたし自身は、男性と女性が真に平等になることは不可能だし、それが望ましいとは考えていない。

    「平等」ということば一つをとっても、環境差、個人差があって、それぞれの置かれた境遇によっても、平等の定義は変化する。

    適材適所。

    互いの「動物」としての生態の傾向を理解し、「人間」としての志向や在り方を尊重したうえで、敬意を持って協調できる世界が望ましいと思う。きれいごとの理想論ではあるけれど。

    ……などということを書き始めたら止まらない。実は今朝、国際女性デーに因んで、朝の庭の散歩時の45分間(本当は30分の予定だった)、Clubhouseで一人語りをした。これはなかなかによい。iPhoneの画面を見ずに、ひたすらしゃべりつつ歩く。ある意味、怖い。

    気がついたら5000歩近く歩けているし、入室されている方も数名いて、軽く朝のご挨拶を交わせる。普段は歩きながら、黙々と夢想しているのだが、言葉に出すことで、考えが整理される。自分の話を録音して、いいこと言ってるところだけ編集し、公開したいのだが、それすらもダメなんだろうかClubhouse。

    国際女性デーを思うとき、我がインド家族や親戚、そして友人知人らの存在は切り離せない。みなそれぞれ、せめぎあいながらも、ぐいぐいと生きている。ゆえに、触発され、学ばされる。

    🌼 

    しなやかに生きたい。

    20代のころから望んできたことのひとつ。自分の意見や見方も都度、変化する。囚われず、頑なにならず、芯を持ちながらも柔軟に。

    ……というわけで、今日は朝から密に考えたので、午後はラグジュリアスに緩めてまいります。楽しみ✨

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    【写真】
    ①1999年、ニューヨークでミューズ・パブリッシングを起業、無我夢中だったころ
    ②ミューズ・クリエイションが関わるNGO/One Billion Literatesの創設者&役員
    ③ミューズ・クリエイションが関わるNGO/New Ark Mission創設者の妻
    ④ミューズ・クリエイションが関わるNGO/Jagruthiの創設者
    ⑤ミューズ・クリエイションが関わるNGO/Dominican Sistersのシスター

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    ⑥ミューズ・クリエイションが関わるNGO/Karunashraya (Hospice)で働く看護師たち
    ⑦インドの手工芸を守り女性の職業支援に尽力する友デヴィカとのカシミール旅
    ⑧フード・デリヴァリーのパイオニア、FreshMenu創業者のラシュミ
    ⑨我が英語の先生であり友人でもあるシブと娘のサーニャ
    ⑩かけがえのない7人の友ら。ダライ・ラマ法王14世にお会いすべくダラムサラ旅にて

    *ミューズ・クリエイションが関わってきた慈善団体は、ホームページの『バンガロール・ガイドブック』、あるいは「ミューズ・クリエイションの活動記録」からご覧いただけます。

    🌏インド発、世界。www.museindia.info

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    🇮🇳パラレルワールドが共在するインドを紐解く①
    多様性の坩堝インド/多宗教と複雑なコミュニティ/IT産業を中心とした経済成長の背景/現在に息づくガンディの理念

    🇮🇳パラレルワールドが共在するインドを紐解く②
    「広く浅く」インドの歴史(インド・パキスタン分離独立)/インドの二大政党と特筆すべき人物/テロが起こる理由とその背景

    🇮🇳パラレルワールドが共在するインドを紐解く③ 〜前編〜
    明治維新以降、日本とインドの近代交流史〈前編〉人物から辿る日印航路と綿貿易/からゆきさん/ムンバイ日本人墓地/日本山妙法寺

    🇮🇳パラレルワールドが共在するインドを紐解く③ 〜後編〜
    明治維新以降、日本とインドの近代交流史〈後編〉第二次世界大戦での日印協調/東京裁判とパール判事/インドから贈られた象/夏目漱石

    🇮🇳パラレルワールドが共在するインドを紐解く④
    インド憲法の草案者アンベードカルと仏教/壮絶な使命を遂行! 半世紀以上に亘り、虐げられし民を救済する僧侶、佐々井秀嶺のすさまじき足跡。

    ●神谷武夫とインドの建築
    インドの建築物を紹介

    ●ムンバイのアール・デコ建築
    ムンバイには、個性あふれるアール・デコ建築がいっぱい

    ●ムンバイを描いたおすすめの映画から1本
    『MUMBAI MERI JAAN(ムンバイ・メリ・ジャーン)』

    ●ムンバイを描いたおすすめの書籍から1冊
    シャンタラム/ムンバイ(インド)に対する嗜好を判断するひとつの素材となる書籍
    『シャンタラム』@Amazon.jp

    ●モンゴル旅日記
    1992年のモンゴル旅の記録

    ●キーマカレーについて
    簡単に、わかりやすい記事。

    ●インド都市部で楽しめるパールシー料理の店
    SODA BOTTLE OPENER WALA

    ⇩おまけ(にしては、長い)

    ◉坂田の世界旅の記録@ホームページ。ホームページ開始時の2000年から20年分。29年前のモンゴル旅日記も転載。
    インド発、世界(ホームページ)
    旅するMUSE

    ◉『街の灯』ポプラ社刊(2002年)
    ニューヨーク生活を描いた短編エッセイ集

    🌏世界を旅し、海外に暮らし働く① 福岡&下関での子ども〜学生時代/20歳で初めての海外。ドメスティックな環境から海外へ飛び出した経緯など
    *この動画は、2020年6月24日に坂田マルハン美穂個人のチャンネルで公開したものを転載しています。

    【CONTENTS/ TIMETABLE】

    0:12​ 冒頭の挨拶 ミューズ・リンクスのセミナーから今後少しずつ取り上げる予定
    1:10​ 今回は自分の半生を通して語る海外での生活と仕事
    2:15​ インド・ライフスタイルセミナーのご紹介
    3:18​ 海外で暮らし働いた経験に基づく提言18か条
    6:30​ 記録の重要性/35年分のスケジュールノートの蓄積と5年日記の勧め
    10:00​ 生い立ち。閉鎖的な環境の子ども時代、海外への関心が芽生えた契機
    15:45​ 小学校低学年のころ、緊張症で神経質、人前で話ができなかった理由
    18:35​ 中学時代の転校による成績転落と大反抗期。教師らとの軋轢
      子どもの気持ちがわかる教師(高校の国語)になり、問題のある生徒を理解したい。
    20:45​ 高校時代は弾けて楽しむ。バンド活動や体育祭の準備
    21:50​ 教職課程のある下関の梅光女学院大学(元梅光学院大学)に進学
    23:00​ 大学進学時、1984年の日本。バブル経済の黎明期の様子など
    24:00​ 座右の銘「囚われちゃ、駄目だ」夏目漱石『三四郎』との出会い
    28:50​ 田舎での寮生活の中、なんとしても海外へ出たいという欲求が炸裂
    31:00​ 中洲のママみたいなファッションで挑む成人式。
    31:26​ 大学2年の夏、初の海外。ロサンゼルス郊外で1カ月ホームステイ。人生の大転機
    35:00​ 2年間の寮生活後、一人暮らしを始めた経緯。平家の落武者の霊……?
    36:00​ 大学祭実行委員長になり斬新な学園祭を実施すべく活動。大学祭の準備を通し多くを学ぶ
    45:30​ 進路変更。東京でボーイフレンドに助けられつつ就職活動するも全敗。
    46:00​ 上京してバイトをする予定だと知った教授が就職先を探してくれ、無事に上京直後より職を得る

    🌏世界を旅し、海外に暮らし働く② 東京での旅行誌編集者&ライター時代/バブル期の極貧生活、旅の日々、歴史を学ぶ重要性、フリーランス独立の経緯など
    *この動画は、2020年6月26日に坂田マルハン美穂個人のチャンネルで公開したものを転載しています。

    【CONTENTS/ TIMETABLE】

    0:30​ 大学卒業後、海外旅行の情報誌(ガイドブックや雑誌)の編集プロダクションに就職
    1:10​ 初の海外取材は1988年11月、戒厳令が解けた翌年の台湾。アナログ時代の台湾取材
    3:00​ 日本統治時代の面影を残す台湾を訪れることで、歴史を学ぶ重要性を痛感
    6:00​ 続くシンガポール&マレーシア取材、スペイン取材で、世界の多様性を垣間見る
    6:30​ 「給料をもらいながら編集の勉強をさせてもらっている」ような2年半だった
    6:40​ シンガポールの背景と日本人駐在員男性に聞いた忘れ得ぬ「永遠の夏」エピソード
    12:00​ ボーイフレンドに振られる。バブル時代の日本の異様さ。足を知ることの大切さ実感
    14:45​ ステップアップするべく転職。当時の採用事情。条件を無視し男性向け求人誌で職探し
    17:12​ 小さな広告代理店に転職が決まる。つなぎのバイト、夜の仕事を面接で断られる
    20:55​ 世界各地の「ドライヴ紀行」を冊子にする編集。過酷な労働環境ながら有意義な海外取材
    24:30​ 公私に亘って「海外旅行」に取り憑かれていた。旅の記録ノートの説明
    26:10​ 1992年、ボーナスを費やして『モンゴル旅日記』を自費出版。当時の旅先の決め方
    28:50​ 1993年、フリーランスのライター、編集者として独立。フリーランスになった理由
    28:50​ スケジュール管理重視。年に3カ月休暇、9カ月働き続け、年収1000万円以上を目標
    30:00​ 年に3カ月休暇を取り、9カ月働き続けると決める。年収1000万円以上が目標
    32:00​ 日本社会の理不尽さを体験。「底辺」でもあったフリーランスの経験から学んだこと
    38:18​ 翌年3カ月間、欧州を列車で一人旅。英語力の必要性を痛感し、次は語学留学を決める
    44:10​ 翌年は3カ月間、英国南部で英語学校に通う。ある日「次はニューヨークだ」と閃く
    45:00​ 1年間のニューヨーク語学留学を目標に働く1年。収入が目標額に達したので実行

    🌏世界を旅し、海外に暮らし働く③ ニューヨークで現地採用から出版社起業/インド人男性との出会い/就労ヴィザの自給自足/日本語フリーペーパー発行
    *この動画は、2020年7月12日に坂田マルハン美穂個人のチャンネルで公開したものを転載しています。

    【CONTENTS/ TIMETABLE】

    0:25​ 7月12日時点でのインドの状況
    1:15​ バンガロールのすてきなフラワーショップ情報と音痴エピソード
    3:00​ 東京からニューヨークへ(1996年4月)。語学学校に通う。日本人青年とルームシェア
    6:30​ 経済的に余裕がなくなったので、現地の日系出版社で面接を受ける
    8:17​ 日系出版社でフリーペーパーの広告営業として現地採用に(1996年9月)
    9:30​ 多様性国家米国、ニューヨークでのビジネス経験
    10:18​ インド人男性アルヴィンドとの出会い(1996年の七夕) 
    13:33​ 恋に落ちた瞬間 マンハッタンの絶景!(ROCKY)
    16:25​ 当初の帰国予定だった1年後が迫る
    17:35​ 自分の会社を起業し、就労ヴィザを自給自足することを思いつく
    20:06​ ミューズ・パブリッシング起業(1997年7月)。移民法弁護士に依頼しヴィザ手配
    24:40​ 自分の会社をスポンサーに就労ヴィザ(H1B)を取得(1997年12月)
    26:08​ ミューズ・クリエイションで仕事を開始。ひたすら営業(1998年1月)
    31:18​ ミューズ・パブリッシング、初仕事の思い出
    32:10​ 不安な時期の忘れ得ぬエピソード。映画『ワーキング・ガール』
    36:58​ 幾多の壁にぶつかりながらも、仕事が軌道に乗り始める
    40:32​ フリーペーパーの季刊誌(各号1万部)『muse new york』を創刊(1999年)
    44:50​ 結婚への道のり/思い出の映画やドラマなど。そして業を煮やす(2000年12月)

    この後、20年分の動画は、未撮影。

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    夫が外出している今日は、放置しっぱなしの「マルハン家の食卓」ブログをまとめて更新しようと思っていたのだが……。あまりにもワンダフルなひとりランチを楽しんでしまい、味噌汁を添える代わりに白ワインを添えたものだから、すでに酩酊状態。

    夕方には、Urban Companyから、マッサージのセラピストが来てくれて、100分のフルボディ(ヘッド&フェイス含む)至福マッサージが待っている。

    インドはステキなものであふれすぎている。

    特に2010年以降は「インド独特の価値観における利便性」が高まって、他の先進諸国とは異なる優雅で刺激的なライフを送ることができる。

    毎度毎度記しているが、若い世代の知性や感性、チャレンジ精神は、絶大なるスピードで、この国のライフスタイルを変革している。

    伝えども、伝えども、そんなインドの側面は、なかなか外の世界には伝わらないのだが、懲りずにしつこく綴り続ける。

    1年前には実現しなかった食卓が、いまこんなにも贅沢な感じで、目の前にある。

    ◉ロックダウンを機に、自宅でも刺身(熊本直送のカンパチやアマダイも!)が食卓に🍣
    ✏️Daily Needsのオンラインショップが開店。写真の刺身/海苔/わさびはここで調達。たまらん。

    ◉水耕栽培の新鮮な葉野菜ほか、オーガニックな野菜🌱
    ✏️毎度おなじみGourmet Gardenのかいわれ大根風発芽豆は種類も豊富
    ✏️Yataiiでサンデーブランチ with Gourmet Garden CEO夫妻(農場見学の動画あり)

    ◉お米は北インドのウッタルプラデーシュ州アラハバードの合鴨農法による日本米🌾
    ✏️アラハバード有機農業組合(AOAC)

    ◉キムチや豆腐、大豆もやしほか、各種コリアン・グローサリー🇰🇷
    ✏️車で約15分、そこそこご近所の韓国料理店Arirangから

    ◉白ワインは、ハンピ郊外にあるKRSMAワイナリーのソーヴィニョン・ブラン
    ✏️折しも3年前の今日、KRSMAワイナリーを訪問していた!🍷
    ✏️[Hampi 02] KRSMAのワイナリーへ。夕景はハヌマーンが生まれた丘から。

    ◉あくまでも「自然な」黄金色に輝くフリーレンジ(放し飼い)の鶏の卵
    ✏️15年前の移住当初は黄身の色が薄すぎる(餌の違いによる)地味な印象の卵が多かったが、5年ほど前からフリーレンジの卵を売るブランドが急増。

    ◉和風の器は、すてきインテリアショップGood Earthの系列店、Nicobarにて。
    ✏️Good Earth
    ✏️Nicobar
    ✏️デリーより、義理の両親、来たる。(お皿の紹介)

    ◉テーブルクロスは、ジャイプール発のハンドブロック・プリントの名ブランドANOKHI
    ✏️日本人はじめ、外国人にも人気のブランド。訪問先のテーブルクロスと自分の服が同じ柄……というような被り方はしばしば。

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    ◉マルハン家の食卓〜インドで作る日常食&ときどき外食の記録〜 日々の食卓、おやつ、外食、食材の購入先など。
    ✏️なんと1年間も放置していた。インドがロックダウンに入ってからの食事情、激変しているがゆえ、近々カテゴリーも整理してアップします。

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    昨夜、CLUBHOUSEで4回目の部屋を開いた。テーマは「インドの磁力。米国生活(NY&DC)を経験🇺🇸CHで出会った2女性の対談」ということで、昨日記した通り、AIKOさんとのお話し。

    本来は、インドへ至る経緯をお聞きするつもりが、ニューヨーク、ワシントンD.C.そして思いがけずフィラデルフィアにいた時期(わたしの夫が通っていたMBAがある都市)も重なっていたことがわかり、インドに至らないまま、参加されていたみなさんとのお話で盛り上がって90分が過ぎた。

    わたしは今年から「手書き回帰」と称して、今まで以上に手書きの機会を増やし、万年筆や水性ボールペンなども駆使しつつ、日々を綴っているのだが、そのあたりについても同様の嗜好をもたれている方々がいらっしゃり、今度はZOOMで手書きや日記、記録についてを語り合うことになった。

    昨年に引き続き、今年もYoutube上に各種セミナーをアップロードしたいと思いつつ、優先順位が後回しになっていたが、「記録を残せないCLUBHOUSE」での出会いを契機に、「記録を残すソーシャルメディア」の活用が自分の中で促進されるようで、新鮮だ。

    海外生活が久しく、しかし英語力が中途半端なまま、今まで来ている。夫と出会ってからというもの、彼はわたしを分かり得ないのではないか。という思いはずっと抱き続けている。わたしが自分自身や世界観を表現する際、日本語を用いれば100%のところ、英語では40〜60%。しかも「平易な単語」を用いての表現において。

    ゆえに、もう早い時期から、わたし自身、一定ラインを超える理解を諦めていた節がある。即ち限界。

    ライターとしてのわたしの言語のセンスや、精神の空間を、彼が垣間見るのは難しいであろう。個性とは、日常会話の海の、遥か彼方に漂っている、あるいは深淵に沈んでいる。だから数年前、何かのサイトでウィトゲンシュタインのこの言葉を知ったとき、心を射抜かれた。

    「私の言語の限界は、私の世界の限界を意味する」

    無論、たとえ同じ日本語を話していたとしても、精神的な共通言語をもたない人とは、会話が表層に留まって、滲み入らない。年を重ねるほどに、その思いは強くなる。

    翻って昨日の部活。お会いしたことがないにもかかわらず、どこかしらに共通項がある方々と賑やかに言葉を交わし、プツンとCLUBHOUSEの部屋を閉じた。

    静寂に包まれた瞬間に、

    「私の言語の限界は、私の世界の限界を意味する」

    が、浮かび上がった。逆説的な意味で。経験を重ねて自分なりの考え方が一つ一つ、構築されつつある昨今。過去の賢者の教えに照らして学ぶべく、これからは読書を増やそうとの思いだ。なにしろライターにもかかわらず、ここ数十年は自分の体験重視、圧倒的に読書量が少ないが故。

    以下、昨日の話題に出た関連サイトなどを。

    坂田の半生動画は、学生向けセミナーの一環として、昨年6月に個人のチャンネルにアップロードしていたものを、のちにミューズ・クリエイションのチャンネルに移行している。近々、こちらのチャンネルに「結婚、ワシントンDC、インド」に至る話もしたいと思う。

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    ✏️関連情報

    ◉モンブランの「蛇」のペンについて。
    新たな息吹。手書き回帰の記念に蛇。ひとりミューズ・クリエイションにClubhouse.

    ◉坂田の世界旅の記録@ホームページ。ホームページ開始時の2000年から20年分。29年前のモンゴル旅日記も転載。
    インド発、世界(ホームページ)
    旅するMUSE

    ◉『街の灯』ポプラ社刊(2002年)
    ニューヨーク生活を描いた短編エッセイ集

    ◉わたしの言語の限界は、わたしの世界の限界である。(2019年3月の記録)
    https://museindia.typepad.jp/2019/2019/03/limit-1.html

    ◉人生を創るNOTE/このあたりのことを、ZOOMで語りたい。←語り合いました!
    手書きの記録など@ブログ

    🌏世界を旅し、海外に暮らし働く① 福岡&下関での子ども〜学生時代/20歳で初めての海外。ドメスティックな環境から海外へ飛び出した経緯など
    *この動画は、2020年6月24日に坂田マルハン美穂個人のチャンネルで公開したものを転載しています。

    【CONTENTS/ TIMETABLE】

    0:12​ 冒頭の挨拶 ミューズ・リンクスのセミナーから今後少しずつ取り上げる予定
    1:10​ 今回は自分の半生を通して語る海外での生活と仕事
    2:15​ インド・ライフスタイルセミナーのご紹介
    3:18​ 海外で暮らし働いた経験に基づく提言18か条
    6:30​ 記録の重要性/35年分のスケジュールノートの蓄積と5年日記の勧め
    10:00​ 生い立ち。閉鎖的な環境の子ども時代、海外への関心が芽生えた契機
    15:45​ 小学校低学年のころ、緊張症で神経質、人前で話ができなかった理由
    18:35​ 中学時代の転校による成績転落と大反抗期。教師らとの軋轢
      子どもの気持ちがわかる教師(高校の国語)になり、問題のある生徒を理解したい。
    20:45​ 高校時代は弾けて楽しむ。バンド活動や体育祭の準備
    21:50​ 教職課程のある下関の梅光女学院大学(元梅光学院大学)に進学
    23:00​ 大学進学時、1984年の日本。バブル経済の黎明期の様子など
    24:00​ 座右の銘「囚われちゃ、駄目だ」夏目漱石『三四郎』との出会い
    28:50​ 田舎での寮生活の中、なんとしても海外へ出たいという欲求が炸裂
    31:00​ 中洲のママみたいなファッションで挑む成人式。
    31:26​ 大学2年の夏、初の海外。ロサンゼルス郊外で1カ月ホームステイ。人生の大転機
    35:00​ 2年間の寮生活後、一人暮らしを始めた経緯。平家の落武者の霊……?
    36:00​ 大学祭実行委員長になり斬新な学園祭を実施すべく活動。大学祭の準備を通し多くを学ぶ
    45:30​ 進路変更。東京でボーイフレンドに助けられつつ就職活動するも全敗。
    46:00​ 上京してバイトをする予定だと知った教授が就職先を探してくれ、無事に上京直後より職を得る

    🌏世界を旅し、海外に暮らし働く② 東京での旅行誌編集者&ライター時代/バブル期の極貧生活、旅の日々、歴史を学ぶ重要性、フリーランス独立の経緯など
    *この動画は、2020年6月26日に坂田マルハン美穂個人のチャンネルで公開したものを転載しています。

    【CONTENTS/ TIMETABLE】

    0:30​ 大学卒業後、海外旅行の情報誌(ガイドブックや雑誌)の編集プロダクションに就職
    1:10​ 初の海外取材は1988年11月、戒厳令が解けた翌年の台湾。アナログ時代の台湾取材
    3:00​ 日本統治時代の面影を残す台湾を訪れることで、歴史を学ぶ重要性を痛感
    6:00​ 続くシンガポール&マレーシア取材、スペイン取材で、世界の多様性を垣間見る
    6:30​ 「給料をもらいながら編集の勉強をさせてもらっている」ような2年半だった
    6:40​ シンガポールの背景と日本人駐在員男性に聞いた忘れ得ぬ「永遠の夏」エピソード
    12:00​ ボーイフレンドに振られる。バブル時代の日本の異様さ。足を知ることの大切さ実感
    14:45​ ステップアップするべく転職。当時の採用事情。条件を無視し男性向け求人誌で職探し
    17:12​ 小さな広告代理店に転職が決まる。つなぎのバイト、夜の仕事を面接で断られる
    20:55​ 世界各地の「ドライヴ紀行」を冊子にする編集。過酷な労働環境ながら有意義な海外取材
    24:30​ 公私に亘って「海外旅行」に取り憑かれていた。旅の記録ノートの説明
    26:10​ 1992年、ボーナスを費やして『モンゴル旅日記』を自費出版。当時の旅先の決め方
    28:50​ 1993年、フリーランスのライター、編集者として独立。フリーランスになった理由
    28:50​ スケジュール管理重視。年に3カ月休暇、9カ月働き続け、年収1000万円以上を目標
    30:00​ 年に3カ月休暇を取り、9カ月働き続けると決める。年収1000万円以上が目標
    32:00​ 日本社会の理不尽さを体験。「底辺」でもあったフリーランスの経験から学んだこと
    38:18​ 翌年3カ月間、欧州を列車で一人旅。英語力の必要性を痛感し、次は語学留学を決める
    44:10​ 翌年は3カ月間、英国南部で英語学校に通う。ある日「次はニューヨークだ」と閃く
    45:00​ 1年間のニューヨーク語学留学を目標に働く1年。収入が目標額に達したので実行

    🌏世界を旅し、海外に暮らし働く③ ニューヨークで現地採用から出版社起業/インド人男性との出会い/就労ヴィザの自給自足/日本語フリーペーパー発行
    *この動画は、2020年7月12日に坂田マルハン美穂個人のチャンネルで公開したものを転載しています。

    【CONTENTS/ TIMETABLE】

    0:25​ 7月12日時点でのインドの状況
    1:15​ バンガロールのすてきなフラワーショップ情報と音痴エピソード
    3:00​ 東京からニューヨークへ(1996年4月)。語学学校に通う。日本人青年とルームシェア
    6:30​ 経済的に余裕がなくなったので、現地の日系出版社で面接を受ける
    8:17​ 日系出版社でフリーペーパーの広告営業として現地採用に(1996年9月)
    9:30​ 多様性国家米国、ニューヨークでのビジネス経験
    10:18​ インド人男性アルヴィンドとの出会い(1996年の七夕) 
    13:33​ 恋に落ちた瞬間 マンハッタンの絶景!(ROCKY)
    16:25​ 当初の帰国予定だった1年後が迫る
    17:35​ 自分の会社を起業し、就労ヴィザを自給自足することを思いつく
    20:06​ ミューズ・パブリッシング起業(1997年7月)。移民法弁護士に依頼しヴィザ手配
    24:40​ 自分の会社をスポンサーに就労ヴィザ(H1B)を取得(1997年12月)
    26:08​ ミューズ・クリエイションで仕事を開始。ひたすら営業(1998年1月)
    31:18​ ミューズ・パブリッシング、初仕事の思い出
    32:10​ 不安な時期の忘れ得ぬエピソード。映画『ワーキング・ガール』
    36:58​ 幾多の壁にぶつかりながらも、仕事が軌道に乗り始める
    40:32​ フリーペーパーの季刊誌(各号1万部)『muse new york』を創刊(1999年)
    44:50​ 結婚への道のり/思い出の映画やドラマなど。そして業を煮やす(2000年12月)

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    【🇮🇳インド発、世界🌏004】

    1996年の渡米直前、25年前のちょうど今頃、Windows95が搭載されたコンパックのパソコンを買った。

    「ぴぽぽぱぽぱぱ ぴ〜ひゃらひゃらぺ〜 ぴぽぴぽ ご〜 じ〜 ざ〜 が〜」

    という、いかにも「今がんばって接続してます」的な音を立ててつながる電話回線のインターネットを通して、世界の網の目に加わったあの日。

    1997年の起業時にアップルコンピュータを買い、DTP(デスクトップパブリッシング)を習得。

    2000年、メールマガジンを開始すると同時に初めて「ホームページ」を立ち上げた。

    2005年の渡印直前に「ブログ」を開設。

    その後、Twitter、Youtube、Facebook、Instagramとさまざまなソーシャルメディアのアカウントを作り、本業(利益が得られる仕事)とは別の場所で、試行錯誤しながら情報発信をしてきた。

    この歳月の中、写真や情報などのメディアの価値は大きく変化し、ライターやフォトグラファー、イラストレーターの経済流通における「立ち位置」もまた、著しく変容した。この件については別の機会に言及したいところだ。

    さて、1カ月前、友人から招待されたのを機に、CLUBHOUSEのアプリケーションをダウンロードし使い始めた。「現状、iPhoneでしか使えない」「招待制である」などと、どこかしら公平感に欠けるこの媒体。

    加えて、「フォロワーを増やす」ことを目的としている部屋が多いことや、「記録を残せない」と言う点において、わたしには向かないのではないかと感じていた。その一方で、なんでもしばらくは試してみないとわからないとの思いもあり、続けてきた。結果、

    「自分の活用方法次第で、とても有意義な存在となり得る」

    ということを、今、実感している。

    庭を散歩するときや、車での移動時。自分の関心があるテーマについて話している部屋へ入ってみる。

    ここで「耳の相性」が明らかになる。話題がどんなに興味深くても、モデレータの相槌が多すぎたり、自分にとって心地のよくない話し方だと、聴き続けられない。耳に意識が集中する分、視覚を伴う動画よりもいっそう、相性が浮き彫りになるようだ。

    ひたすら聴くだけの部屋、口を挟む部屋、いくつか経験した。自分でも何度か部屋を立ち上げて、インドのことを話した。

    CLUBHOUSEをビジネスに結びつけ、すでにビジネスチャンスを得ているインドの女友達の具体例も聞いた。無論、CLUBHOUSEだけでなく、ロックダウン下において、オンラインミーティングが増えた昨今、ZOOMでの話ぶりが外部の目に止まり、仕事を受けたインド友もいる。

    わたしは今のところ、日本語だけの発信だが、今後はインド友と日本を結ぶ企画も考えられると思っている。個人的には記録に残していつでもアーカイヴを公開できるZOOMの方が好みだが、CLUBHOUSEの敷居の低さはすごい。

    敷居が低すぎて、出入りが自由である分、「人の話を最初から最後まで聞く」という集中力が保てない人が増える気がするのも懸念だが、まあそれはそれ。

    そんな次第で、前置きが長くなった。

    今夜は、添付の写真の内容で、4回目の部屋をオープンする。対談相手のAIKOさんのことは、彼女が開いているインド関係のお部屋で知った。

    そのお部屋には、仏教やインド哲学を専門とされる方々もいらっしゃり、何につけても「体験優先」で来たわたしが、いろいろな「裏付け」を得られるような話をお聞きできて、興味深いのだ。

    時間的にもタイミングがいい。夕飯の準備をしながら話をお聞きし、準備を終えてワインなどを飲みつつのころ、わたしも話に参加させてもらっている。

    前回のお話では、我が二人の祖母の話について、改めて思いを馳せる時間を得た。インドの仏教や日蓮宗(日本山妙法寺)のことを語る流れで、つい父方の祖母のことばかりを取り上げてきたが、母方の祖母もまた真言宗に帰依し、かなり濃密な半生を送っていた。

    古いアルバムをめくり、祖母の写真を見つけ、それを写真に撮って印刷した。今まで、飾らずにいたことを申し訳なく思った。デスクの向こうの棚に、我々夫婦の先祖の写真が並んでいる。

    思えば過去8年間、毎週金曜日にはミューズ・クリエイションのメンバーを招いて、オープンハウスにしていた。しかし最近は、うっかりすると日本の母と電話で話す以外「日本語を話す機会がない」日が何日も続くこともある。

    そんな中、気軽に母国語を話せる場があるというのもありがたい。

    そんなわけで、今夜、お時間のある方、気軽にお入りください。なお、iPhoneをお持ちの方でご興味のある方、招待状が溜まってますので、個人的にメッセージをください。

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  • MH

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    昨日は、月に一度のYPOフォーラム・ミーティング。いつものように、元気なインド友らと会い、ランチを挟んで4時間ほど過ごしたあと、UBシティにほど近いgallery gへ。

    昨年、ミューズ・クリエイションが実施したオンライン・イヴェント『ミューズ・チャリティフェスト2020』では、多くの在インドの企業や団体、ビジネス関係者から協力を受け、動画を提供していただいた。

    知人のギタンジャリ・マイニが運営するgallery g、そしてRaja Ravi Varma Heritage Foundationも、すばらしい動画を提供してくれたので、日本語訳をつけて動画チャンネルに公開している。

    ラジャ・ラヴィ・ヴァルマとは、絵画を通して、神々の姿を具現化。遍く人々に版画で芸術の世界を広めた伝説のインド画家だ。インドに暮らす人ならば、きっと彼の絵をどこかで目にしたことがあるに違いない。

    『ミューズ・チャリティフェスト2020』では、ラジャ・ラヴィ・ヴァルマの生涯、そして彼の子孫で王女でもあるラクミニ(ご存命の画家)の軌跡を紹介している。夢と現、時代を超えての時間旅行を楽しめるすばらしい動画なので、ぜひご覧いただければと思う。

    さて、昨日gallery gを訪れたのは、ほかでもない、現在公開されている、友人アンジュムの『家族の肖像』を見るためだ。描き手はラクミニの息子、ジェイ・ヴァルマ。

    アンジュムの夫オマールは、ハイデラバードのロイヤルファミリーの出自。アンジュムはバンガロールの不動産開発会社大手プレステージ・グループ(UBシティやコンラッドホテル、ゴルフ場ほか多数の物件を所有)の創業一族。アンジュム自身は、家具や内装を一から手がけるインテリア会社を運営している。卓越した美的センスを持つ女性だ。

    以前、我が友らが日本について語ってくれた動画を公開したが、あのとき訪れていたのが、アンジュムの別荘。動画内で紹介した絶品マトン・ビリヤニは、彼女のレシピだ。ビリヤニに限らず、彼女はフーディでもあり、まつわるエピソードは尽きない。アンジュムはまた大変な親日派。ムスリムゆえ、牛肉も大好きで、神戸牛をこよなく愛している。

    それはさておき、この絵画。間近で見れば尚一層、見慣れた友人一家の表情が、あまりにもリアルで、鳥肌が立つ。表情、髪の毛の具合、手の血管、宝飾品、衣類の装飾……。アンジュムが着ているのは、彼女の母親が婚礼のときに着たという絞り染め(BANDHANI/ TIE &DYE)のサリーだ。精緻な絞り染めの触感さえ伝わるような描写力。

    ラジャ・ラヴィ・ヴァルマはインドの伝統的な宝飾品や植物、果実などのモチーフを巧みに絵画に取り入れているが、彼もまた祖父や母親の意匠を受け継いでいるように見える。

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    同ギャラリーでは、他の絵画もさまざまに展示されている。

    ●ラジャ・ラヴィ・ヴァルマの名作

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    ●ラクミニ・ヴァルマの作品

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    ●俳優サルマン・カーンの作品

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    ●タゴールと岡倉天心、横山大観との交流。そしてベンガル地方の絵画に与えた影響などが言及されている。興味深い。タゴールと日本の交流については、坂田のセミナー動画でも言及している。関心のある方は、ぜひご覧ください。

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    ●Raja Ravi Varma Heritage Foundation

    ●gallery g

    ●ドキュメンタリー*Holiday in Golfshire, Bangalore 久しぶりに集った盟友8人。親日派の彼女たちに聞く日本旅エピソード。本場マトン・ビリヤニ最高!

    ●絵画を通して、神々の姿を具現化。遍く人々に版画で芸術の世界を広めた伝説のインド画家ラジャ・ラヴィ・ヴァルマの生涯

    ●ラジャ・ラヴィ・ヴァルマの子孫、王女ラクミニ。時空を超えて彼女が描く世界。Thus Far 《ラクミニの軌跡》

    ●パラレルワールドが共在するインドを紐解く③明治維新以降、日本とインドの近代交流史〈前編〉人物から辿る日印航路と綿貿易/からゆきさん/ムンバイ日本人墓地/日本山妙法寺(岡倉天心やタゴールにも言及)

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    打ち合わせのため、朝から市街東部のホワイトフィールドへ。思いの外、長引いて、すっかりお腹が空いてしまった。久しぶりにフェニックス・モールに立ち寄る。

    2008年11月26日のムンバイ同時多発テロを契機に、この国のスタンダードとなったホテルやモールなどでの手荷物検査。それに加えて、体温チェック、抗菌ジェル、マスク確認など、入場手続きが増える。

    ランチは、モール内にあるSocial Offlineで。インド都市部に複数店舗を持つこのフランチャイズ。オフィス空間(CoWorking Space) と食、パブなどが一体化した、まさに「ソーシャル(社交)」の場として2014年に誕生した。創業者はムンバイの起業家、Riyaaz Amlani。

    ファンキーな店内は、そこはかとなく、パールシー(ゾロアスター教)の雰囲気が漂っている。Soda Bottle Opener Walaと似た空気だ。メニューを見れば、やはりパールシーの典型的な料理、マトン・ダンサクがある。調べたところ、創業者のRiyaaz Amlaniは、ムスリムとパールシーの出自だとのこと。

    迷わずマトン・ダンサクを注文。豆や野菜を煮込んだカレーは、そのとろみ、味わいともに、日本のカレーに似ている。無論、日本のカレールーのように、小麦粉や食品添加物は入っていないから、どっしりするが身体にやさしい。

    たいそうなヴォリュームだったのに……うっかり平らげてしまった。

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    モール内には、Magnolia Bakeryがある。懐かしい……🗽

    インディラナガールにもオープンしているこの店。わたしがニューヨークに渡った1996年、ウエストヴィレッジに創業したカップケーキの店だ。Sex And The Cityで一躍、人気店となり、その後もカップケーキのトレンドを牽引してきた店。

    その店が、バンガロールのモールの中にある。歳月の流れを感じる。久しぶりに買ってみようかと思ったが、これ以上食べてはデブが加速するので、我慢して去ったのだった。

    外に出ると、変容する街のトレンドが次々に目に飛び込んでくる。書き残しておきたい話題は募れども、今日はこのくらいにしておこう。

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  • MCFmovie084.001のコピー

    お待たせしました。先日、写真だけで紹介していたクリスタル入りの石鹸やウォーターボトルはじめ、暮らしを楽しく彩る商品、紹介しています。

    * * *

    去年4月、Youtubeでの発信を始めたばかりのころ、坂田個人のチャンネルで3回ほどやった「週刊インド生活」。インドの「よきもの」を紹介しようと思っていたが、8月からミューズ・クリエイションの専用チャンネルに移行し、『ミューズ・チャリティフェスト2020』の動画アップロードにかかりきりで、放置されていた。

    「週刊インド生活」のコンセプトを引き継ぐ感じで、「インドはステキなものであふれている」シリーズを始めることにした。略するのは好きじゃないのだが、長すぎるので「インステ」。

    今回はあれこれ一気に紹介しているが、次回からは短時間で少ない商品を紹介する予定。言及している商品は以下の通り。

    各ブランドのサイトや関連動画は、動画下部の概要欄に記載しています。

    🌱DAME ESSENTIALS/ MULBERRY SILK
    高品質なマルベリー・シルクで作られたマスク、枕カヴァー、アイピローなど

    🌱JAYPORE.COM
    約10年前、インドのEコマース黎明期に誕生した手工芸のセレクトショップ。ファッション、インテリア小物、ジュエリーなど、インド各地の洗練された商品が一堂に会する。海外発送もあり。

    🌱OCEAN IN A DROP
    バンガロール在住の女性起業家によるクリスタル(セミ・プレシャスストーン)関連のプロダクツ。石鹸やクリームなどボディケア商品も魅力的。

    🌱KAVERI
    チェンナイ発、リネン製のファッションブランド。着心地よくおしゃれで、着る人を選ばないニュートラルなデザインも魅力。刺繍入りなども個性的ですてき。

    🌱NEEV
    ジャカランド州の貧しい村の女性たちに職業機会を提供しつつ、良質の石鹸を作るソーシャル・エンタープライズ。DASTKARなどのバザールでも20年ほどに亘って販売を続けている。詳細はホームページを。

    🌱Doctor towels
    使い心地よく、肌に安全なタオル。

    🌱MANAN DESIGN
    KAVERI同様、リネンの衣類がメイン。インドの伝統的なクラフトマンシップが生きた、着心地のいい服。

    🌱BARE NECESSITIES
    バンガロール在住の女性起業家による、環境に負担をかけない、サステナブルな暮らしを提案するライフスタイルグッズのブランド。

    🌱CINNAMON SOUL
    こちらも、バンガロール在住の女性起業家による石鹸など。高品質でギフトにも好適。

    🌱JUST HERBS
    スキンケア、ヘアケア、ボディケア……選択肢も豊富なハーバルのFMCG(日用消費材)ブランド。

    ※上記プロフィール欄にあるブログから動画へアクセスしてください。