インド百景 2021-2025

天竺の、風に吹かれて幾星霜。ライター坂田マルハン美穂が、南インドのバンガロール(ベンガルール)から発信

MUSE INDIA / HOMEPAGE

✈︎ 過去ブログ/2005〜2025

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    2009年から2021年にかけての10年余り、年末年始は、アーユルヴェーダの療養リゾートであるアーユルヴェーダグラムで1週間ほどを過ごしてきた。日々、ヨガや呼吸法、瞑想を行い、滋味溢れるヴェジタリアンの料理をいただき、生薬が溶け込んだオイルによるマッサージを受ける。

    心身をデトックスし、新たな1年を迎えるのに、とてもよい節目となる習慣だったと思う。

    しかし昨年、ずっとお世話になっていたドクターがアーユルヴェーダグラムを離れられたことから、昨年末、そして今年は、その節目を経験しないまま過ぎようとしている。

    昨夜のクリスマス・イヴは市内のリーラ・パレスホテルにて開催されたパーティに参加した。年末年始は旅行の予定もないことから、ホテルにそのまま2泊し、のんびりと過ごしている。

    年々、外食の機会が減り、パンデミック世界では、その傾向が顕著となり……。自炊は健康的だが刺激が足りない。

    そんな中、ホテルの朝食と、遅いランチ(夕食を兼ねる)は、とてもいい気分転換になった。食べ過ぎた。

    ちなみにここ数日、普段以上に写真を撮っている。お気付きの方もいらっしゃるかもしれない。そう。iPhoneを買い換えたのだ。11から14Proへ。奮発した。目的は、カメラ。

    実際に撮影してみるに、恐るべし進化である。山ほどのフィルムと、重量感ある一眼レフを携えて旅していたころを思うと、隔世の感がありすぎる。

    特に夜景や動画のクオリティの高さには目を見張る。

    今年はあまり動画撮影をしなかったが、今後は機会を増やそうと思っているので、使い方の勉強も始める予定。

    ところでホテルは、結婚式の宿泊客で大にぎわい。パンデミックで実現できなかった結婚式が、今年は随所で炸裂している。それはもう、賑やかしい。

    朝食のダイニングもアミューズメントパーク状態でごった返していたので、上階のLe Cirqueで静かに優雅に、いただいた。ブッフェでないのは、むしろ食べ過ぎを防止できてよろしい。とても満ち足りた朝だった。

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    ✈︎昨日もまた、新居に日本からの旅人が立ち寄った。空に近い場所に家があるというのは、想像していた以上に、わたしの心をも旅立たせてくれる機会が多いと言うことを、今年の後半は痛感した。

    つい数カ月前までは、我が夫と同じ職業、ヴェンチャー・キャピタリストだった小野龍光氏。彼から初めて連絡を受けたのは今年の9月。きっかけは、わたしがブログに載せていた1枚の写真だった。

    9月から10月にかけての約1カ月間、彼と、彼の友人であるJQ氏はインド各地を旅していた。そのときに、彼らはナーグプルへ赴き佐々井秀嶺上人にお会いした。その後、10月の仏教大改宗式典にて、小野氏は佐々井氏のもと、得度される。経緯は、お二人のYoutubeチャンネルにて紹介されているので、ここでは割愛する。

    わたしがブログに載せていた写真というのは、2枚目。マンセル遺跡にて撮影した、「龍樹の足」だ。このときのわたしの旅記録をご覧になったことがきっかけで、JQ氏と小野氏から連絡を受け、お二人とはZoomで一度お会いしていた。
    今回、小野氏は、ナーグプル再訪されており、その途中にバンガロールで乗り換えるべく1泊。フライトの前に我が家に数時間滞在され、リアル初対面を果たしたのだった。

    小野氏の旅のお供として同行されていた塚原大氏。彼は米国の大学を中退後、若くして、日本の文化や歴史、伝統が反映された、高品質な工芸品を世界へ発信すべく起業。この2年間、日本を「9周」もして、各地の工房を巡り、職人さんたちと暮らしを共にし、知見を深められている。

    わたしは40歳でインドに移住して初めて、インドの伝統工芸品に触れ、その魅力に引き込まれた。その延長線上で、日本の伝統工芸のすばらしさにも開眼した。一方の彼は22歳にしてすでに、職人たちの現場に身を投じて密度濃い経験を重ね、審美眼を備えていらっしゃる。驚いた。

    たとえば、我が家にある家具調度品。日本から持ってきた陶磁器、漆器類。あるいはサリーのテキスタイル。そういうものに関して「打てば響く」ように、反応が返ってくる。わたしが数年前の一時帰国時に、銀座で奮発して購入した新潟の「玉川堂(ぎょくせんどう)」(無形文化財 鎚起銅器)の急須を見せたところ、彼も、玉川堂とお仕事をされているとのこと。

    わたしは「使うほどに味わいが出るもの」が好きだ。長く使えて愛着が湧くもの。使い捨てとは逆の世界観。塚原氏は、それを「経年美化」と表現していることにも、共感を覚えた。

    お二人ならば、我が家の「月光ライブラリ」がお気に召すだろうとご案内。わたしがモンゴル旅を決めたブリタニカの巨大な地図帳を見せたり、旅の記録や絵葉書、インドの手工芸関係の分厚く大きな事典などを見せると、感嘆して見入っていた。

    職人が丹精を込めて創り上げる「作品=商品」を、いかに広めていくか。安いものばかりが優先されがちな昨今の資本主義世界に在って、その課題は一過性ではなく、果てない未来に投げかけられるべきテーマだ。

    手作業を尊び、国産品の利用が自主独立に繋がると説いたマハトマ・ガンディ。ゆえに、自ら手紡ぎ手織りの綿布を羽織り、その指針を体現していた。そんなインドの歴史的背景と現在の手工芸事情についても語りつつ、ともあれ、話は多岐に及び、尽きない。

    我が家の随所に配している「和製マジョリカ・タイル」。明治時代の青年らが、アジア諸国に市場の可能性を見出し、製造輸出したタイルは、百年以上の歳月を経て、我が家を彩っている。当時の彼らの挑戦を知ることは、今の若者らの刺激になるに違いない。

    インドの若い世代の躍進ぶりは、日常的に目にしているからよくわかる。一方、わたしには、日本の若い世代と交流し、実態を知る機会は少ない。ゆえに、未来に希望を見る努力をし、邁進している人と出会えて、とてもうれしかった。

    今後もお二人とのご縁は続くだろう。いつでも、深海ライブラリへ、ようこそ。

    (ちなみに塚原氏は、昨日の朝、バンガロールで剃髪された)

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    [Youtube] JQ出家して世界を行く〜行き先はアナタが決める
    https://www.youtube.com/@jq7676

    💝合同会社 KASASAGI/日本の美意識で世界を魅了する
    https://kssg0311.com/

    💝日本から来ました! 欧州発、日本経由インド。旅するマジョリカ・タイル。
    https://museindia.typepad.jp/library/2021/09/tile.html

    ✊インド国憲法草案者アンベードカルとインド仏教。そして日本人僧侶、佐々井秀嶺上人を巡る記録
    https://museindia.typepad.jp/library/2021/12/unity.html

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    We will be holding the Kyoto Yuzen Saree Show in New Delhi on Friday 13 and Saturday 14 January 2023. Further details will be announced.

    Before the exhibition in Delhi, I made a 12-minute video about the background to the Kyoto Yuzen Sarees and the exhibition in Bangalore. Please watch the video on Youtube and share it!

    新年早々ニューデリーで京友禅サリー展示会を開催します。2023年1月13日(金)、14日(土)の2日間です。詳細は、改めて告知します。

    デリーでの開催を前に、京友禅サリーの背景や、バンガロールでの展示会の様子などを、12分の動画にまとめてYoutubeにアップロードしました。ぜひご覧ください。シェアもお願いします。

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    一昨日は、久しぶりに夫の買い物に付き合った。インドに移住してからも、夫が主に服を買うのは、年に一度のニューヨークだった。

    彼と初めて出会った直後から、彼には伝統的なアイヴィースタイル(和製英語で言うところの「トラッド」)のファッションが似合うと思っていたので、Brooks Brothersを勧めた。以来、スーツやビジネスシャツ、ネクタイだけでなく、カジュアルなシャツなども、Brooks Brothersで調達してきた。

    米国を離れてからも、ニューヨーク訪問時には必ず立ち寄り、わたしもまた、夫の服を選ぶついでに、自分の服を買ったものだ。Brooks Brothersのファッションは、老若男女を問わない。年齢を重ねた女性が、凛と背筋を伸ばして紺のブレザーを羽織ったり、あるいは避暑地でシンプルな、しかし質の良い綿のドレスを着ている姿は、すてきだなと思う。

    2020年7月。200年近い歴史を持つ同社は、COVID-19の煽りを受けて廃業した。そのニュースを見たとき、一つの時代の区切りを思った。尤も、同社は買収されて、店舗は従来通り存続されているようだが。

    翻ってバンガロール。このごろはビジネススーツを着る機会が激減した夫。しかし、パーティや結婚式では、インドの伝統的なフォーマルファッション(「ネルー・ジャケット(バンガラ)」とか「シャルワニ」と呼ばれるものなど)を着る機会は少なくない。

    一昨日は、買い物というよりは、かつて作っていたそれらの衣類の「お直し」してもらうための店舗巡りをした。夫は過去3年間で体重を7キロほど落としたこともあり、どの服も緩めになっていた。

    1軒目はMGロード沿いにあるP N RAO。2軒目はコマーシャルストリートのPrestige Tailors。どちらも、国内外の質のよいテキスタイルを豊富に揃えていて、シャツやスーツを仕立てることができる。それぞれの店で、かつて作っていたスーツなどを持ち込み、採寸をしてもらい、お直しを依頼してきたのだった。

    ちなみに、Prestigeは、バンガロール拠点の不動産開発会社のPrestigeの、オリジンとなる店だ。

    途中、チャーチストリートのレストランでランチ。滅多に街歩きをしない夫には、周辺環境の変化に驚きを隠せない。この国の、若者らの勢いが、食事をするひとときの間にも、手に取るようにわかる。

    もう、何十年も書き続けているが、「利便性が高い」=「人間にとって善きこと」とは限らない。なにもかもがオンラインで入手できるようになった昨今。しかし敢えて外に出て、世界を眺めることが大切だと、改めて思う。

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    1996年5月。初めてマンハッタンに降り立ったとき、土産物店で自由の女神像を買った。その日からずっと、窓辺に置いてきた。

    2005年11月。バンガロールに暮らし始めた。小さなアンティークショップで、銅製の自由の女神像を買った。以来、二つの像は、並んで書斎の一隅に立つ。

    インドに移住してからも、毎年5月、ニューヨークを訪れていた。2003年に取得していたグリーンカード(永住権)を維持する目的が大きかった。いつか、また米国に帰るかもしれない。

    わたしよりも、米国拠点の企業に在籍していた夫の方が、その思いが強かった。

    しかしパンデミックが理由で、2019年5月以来、米国の土を踏んでいない。これまで二重課税にも対応し、維持し続けてきた永住権を、夫は放棄した。米国での収入がないわたしは、一応、保持している。しかし、来年には期限が切れる。更新は困難だろう。

    ニューヨークが遠くなった。

    しかし昨年、ニューヨーク州の運転免許証は、オンラインで更新手続きをしていた。半ば諦めていたのだが、先日、夫婦揃って新しい免許証を受け取った。
    写真は10年前のまま。有効期限は10年後。

    まだ、ニューヨークとは、繋がっている。それは心のなかで揺れる、一縷の灯火。

    歳月の巡りに心と精神が追いつかない。永住権を取得したときの、約20年前の記録を引っ張り出す。『片隅の風景』と称した記録を、日々残していた。

    InstagramもFacebookもTwitterもなかった。ブログさえもまだ、普及していなかった。そんな中、Instagram的なコンセプトで、日々、写真と言葉を、記していたのだ。

    グリーンカードを取得したのは、2003年6月12日だったらしい。あの感無量が蘇る。

    ニューヨークに、行きたい。

    http://www.museny.com/mihosakata/katasumicover.htm

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    🇯🇵年の瀬ではありますが、12月29日(木)の午後、『インドのテキスタイルとサリー講座』を、約3年ぶりに開催します。

    今回は、年末にインド旅行を計画されている日本の方々からのご要望を受けてのオンデマンド講座ですが、定員は約10名につき、まだ余裕があります。29日、バンガロールにいらっしゃる方で、インドのテキスタイルやサリーに関心のある方は、男女を問わず、どうぞご参加ください。定員になり次第、締め切ります。

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    ヴィーガンでなくても十分に楽しめる、「Namu Recommends Vegan Market」のヴィーガン・マーケット。アート・ギャラリーKYNKYNYのオーナーでもある多才な彼女が、数年前にスタートさせたこのマーケット。

    わたしにとって3度目となる今回の開催場所は、新居に程近い北バンガロールのヤラハンカ。先週の曇天とは裏腹に、夢のような青空が広がる今日、夫と二人で赴いた。試食したり、試飲したり、ランチを食べたり、試着したり、肌に塗ったり、香ってみたり……。

    店のオーナーの話を聞いたり、あるいは偶然居合わせた友人知人と語り合ったり……と、1時半から、なんと4時間近くもマーケットを楽しんだのだった。

    身体に優しい天然自然の商品ばかり。どれも安心して使えるのがうれしい。愛用のブランドもあれこれと。すでに顔なじみの店主たちもいれば、オンラインで知り、愛用しているブランドの創業者たちに会うなど、新たな出会いもあり。

    一つ一つのブランドの紹介をしたいところだが、今日のところは割愛。今回もまた、夫婦で、親子で、と、ファミリーでビジネスを立ち上げた人たちの多さが目に留まった。インドらしい情景だと思う。

    インドではEコマースが定着し、過去7、8年でオンライン・ショッピングの機会が激増している。さらにはパンデミックを経て、その勢いは加速した。利便性は高まった一方、自分が出歩き、手にとって、商品を眺め歩く「買い物」の機会は激減。だからこそ、このようなマーケットが楽しい。

    翻ってマルハン家。夫はインドで買い物をすることはほとんどなく、年に一度のニューヨークで衣類を購入してきた。しかし最後にニューヨークを訪れたのは2019年5月。つまり3年以上、ほとんど「ショッピング」をしていない。わたしが時折、彼に似合いそうなものを購入するだけだった。

    普段はショッピングを好まない彼も、今日は、ファンキーなシャツなどを数枚、購入。ずいぶん楽しんでいた。

    このマーケットは明日、日曜日も開催される。市街中心部からは少し外れるが、足を運ぶ価値ありの楽しいマーケット。バンガロール在住の方は、ぜひ!

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    🎂昨日、久しぶりに、「トムズ・ベーカリー/Thom’s Bakery & Supermarket」、通称トムズに立ち寄った。

    店に入るなり「ああ、クリスマスが来る」と実感する。2005年11月にバンガロールへ移住し、最初に食材を購入するために訪れたのが、この店だった。どんなに新しい店ができても、バンガロールの老舗スーパーマーケット兼コンビニエンスストアであるトムズを愛するバンガローリアンは少なくない。わたしもその一人だ。
    (以下、昨年の記録から転載)

    ケララ出自のクリスチャンにより1962年に、ベーカリーとして創業されたこの店。従業員もまた、その大半がケララ州のクリスチャン・コミュニティが出自だ。西暦52年という早い時期に、インドにキリスト教をもたらしたとされるキリスト十二使徒の一人、聖トマスに因んでの「トムズ」だろう。ローカルのクリスチャンの中には、この店のことを、故に「トマス」と呼ぶ人もいる。

    店内には生鮮食品や乳製品、加工食品、各種調味料に日用消費財とあらゆるものが揃っている。リカーショップも併設されており、新銘柄のアルコールは大抵入手できる。売れ筋の商品については、店のお兄さんに聞くと的確に教えてもらえる。外には果物店も併設されている。

    創業当初は、ベーカリー&カフェだったこともあり、素朴な味わいのパンやケーキ、スナック類が豊富。「昭和テイスト」なドーナッツが安くて美味。毎週金曜日のミューズ・クリエイションの集いの日には、お菓子を焼いてきたが、自分で作らないときには、トムズのドーナッツを買い、ふるまったものだ。

    2010年前後、バンガロールでは、小売業のテストマーケティングが全国の都市部に先んじて行われ、数々のスーパーマーケットの旗艦店が一気に林立した。トムズの行く末を案じたものだが、杞憂だった。新しいスーパーマーケットが数年のうちに淘汰されても、昔と変わらぬ風情のまま、多くの人々に利用されている。

    イースター、そしてクリスマスの時期には、普段に増して込み合う。昨日も、店内に入った途端、2005年に初めて訪れたときと変わらぬ世界が広がっていた。昔ながらのクリスマスケーキ(プラムケーキをアイシングでコーティングしたもの)の風情に、毎年、安心させられる。

    この界隈のクリスチャンにとって、クリスマスケーキといえば、この茶色いプラムケーキなのだ。ドライフルーツやナッツ類が入ったもので、ラム酒の風味が利いているものもある。このほか、クリスマスの時期に食べられるローズ・クッキーやKulKulsと呼ばれる菓子類なども山と積まれている。

    最後の写真は、バンガロール在住、クリスチャンの画家、ポール・フェルナンデス氏の本に描かれた1970年代のトムズ。パンタロン姿の男女が、時代を映している。我が家の近所には、彼のショップ&小さなミュージアムがあり、バンガロール土産に好適な絵画やグッズもある。以下の記録は、彼の講演を聞きに行ったときのもの。

    ◎昔日のバンガロール、ゴア、ムンバイの情景を慈しみ描く。

    https://museindia.typepad.jp/2017/2017/11/paul.html

    ◎aPaulogy Gallery

    https://apaulogy.com/

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  • このごろは、寒いので、冷たいヨーグルトやフルーツは控えめに、温かいオートミールやお粥、ごはんに味噌汁、ときどきクロワッサンなど。

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    先日、Swiggyで注文したクロワッサンは、ITCホテル系列の「ITC Sunfeast Baked Creations」のもの。旧居は家の隣にITCテックパークがあり、その一隅で作られているため、すぐに届く。新居もまた、30分ほどで届く。とても便利。

    先日、フォッカチア(Fresh Herb & Oilve Oil Infused Focaccia Squares)やマルチグレインのローフ(Multigrain & Seed Wholewheat Wellness Bread Loaf)を頼んだが、それらもおいしかった。

    ここ数年で、おいしいパンの選択肢が劇的に増えたバンガロール。店の選択に迷う日が来るとは、本当に隔世の感あり。

    ところで昨日の朝食。ふと、南インドの典型的な朝食メニューのひとつVadaを食べたくなった。持ち前のリサーチ力(自分で言う)で「よさげな店」を検索。「The Filter Coffee」という店から注文したところ、これがなかなかに美味! 

    マサラ・ドサは流石に焼きたてのクリスピーがおいしいが、試しに注文してみた。悪くない。

    どちらもオーヴントースタの中温で静かに焼いて食べる。すると香ばしさが蘇ってよい。ちなみに我が家は久しく、電子レンジも電気釜も使わず、オーヴン系を活用している。

    電気釜はインドに移住して以来17年間使っていない。しかし、鍋でおいしく手軽に炊けるからノープロブレム。

    雨天続きから一転し、ここ数日は青空が眩い。うれしい。師走も後半だ。2022年、もう少し、いっしょにいさせて!